66話 ページ19
雫「……」
僕達とほぼ同年代…
……再不斬の仲間…なのかも?
アレ、千本だし…
「ありがとうございました。ボクはずっと……確実にザブザを殺す機会をうかがっていた者です」
カカシ「確か、そのお面……お前は霧隠れの追い忍だな……」
「……さすが…よく、知っていらっしゃる」
サクラ「追い忍?」
ナルト「((ダッ!」
雫「あ、ちょ…ナルト?」
…まーた、対抗心燃やして……
「そう。ボクは“抜け忍狩り”を任務とする霧隠れの追い忍部隊の者です」
ナルト「((クル,クル」
「!……」
ナルト「((クル,クル」
「?」
ナルト「なんなんだってばよ!!!お前は!!?」
雫「…ナルト、敵じゃないよ」
ナルト「ンなこと聞いてんじゃねーの!オレってば!!あのザブザが…あのザブザが殺されたんだぞ!!あんなに強えー奴が…オレと変わんねェ、あんなガキに簡単に殺されちまったんだぞ!オレ達、バカみてーじゃん!納得できるかァ!!」
カカシ「ま!信じられない気持ちも分かるが…が、これも事実だ((ポフ」
ナルト「!」
カカシ「この世界にゃ、お前より年下でオレより強いガキもいる((チラ」
雫「こっち見ないでください」
《本音漏れてるぞ》
ワザと言ってんだよ、バカ。
誰がカカシ先生より強いんだよ。
フッ...スッ
「…あなた方の闘いもひとまず、ここで終わりでしょう。ボクはこの死体を処理しなければなりません。なにかと秘密の多い死体なもので…」
雫「あ、待って!」
「…?」
雫「…後から、治療しに行きます((コソ」
「!!…あなたは、一体……?」
雫「…後でお話ししましょ?((コソ」
「……それじゃ、失礼します」
フッ
ナルト「消えた!!」
カカシ「フー…さ!オレ達もタズナさんを家まで連れていかなきゃならない。元気よく行くぞ!」
タズナ「ハハハッ!!皆、超すまんかったのォ!ま!ワシの家でゆっくりしていけ!」
ドサ...
サクラ「なに!?え…!? どうしたの!?」
ナルト「カカシ先生ー!!」
雫「写輪眼の使いすぎ。動けないから運ばないと…」
サスケ「…さすがに無理があるぞ」
…あんまり、使いたくないんだけど……
雫「ちょっと退いてて」
「「??」」
…さて、“あの子”乗せてくれるかな……
僕以外、乗せたがらないし…
雫「((カリッ 口寄せの術!!」
ポンッ!!
「…雫……?」
ナルト「デ、デデ、デッカい虎ァ!!?」
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作者名:yumiku | 作成日時:2017年7月2日 23時