49話 ページ2
雫「…分かりやすいことしますね、カカシ先生」
カカシ「!!…雫、戻ってたならくれば良かったのに」
雫「嫌ですよ。7班好きじゃないし」
カカシ「どうして?」
雫「…サスケ君サスケ君ってうるさい女に、足手まとい扱いする男、そいつに対抗心を燃やし周りが見えなくなるアホ……どこがいいんだか」
…まあ、ナルトは嫌いではないのだが……
あの2人が、どうも好きになれないんだよな…
カカシ「あはは、確かにね」
雫「…カカシ先生」
カカシ「何?」
雫「もし、カカシ先生の…親友さんが生きてたら…どうしますか?」
カカシ「どうする…って?」
雫「…親友さんが生きてて、カカシ先生と敵対することになったら」
カカシ「…まあ、その時はその時かな」
雫「え…?」
カカシ「これが、アイツらしい考えだから((ニコ」
…そうか。オビトから聞いた話の頃と違うのは……
オビトを意識してるんだ、この人。
仲間を忘れないように…
雫「…先生のことは気に入りました」
カカシ「そう?そりゃ嬉しいね」
雫「…先生の班なら、チームワーク……してやってもいいかもね」
カカシ「あはは、頼んだよ」
雫「…」
…あーぁ……こうやって、心を許せる人を増やして…騙すことが辛くなるんだ。
…僕の、バカ
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作者名:yumiku | 作成日時:2017年7月2日 23時