140.対面 ページ40
LT『僕は、イトゥクです。一応、superjuniorのリーダーをやってます。こっちは同じ、メンバーのカンイン。』
KI『どうも!』
『あの…私はAと言います。』
SJのリーダーに、笑顔で自己紹介なんてされるから。
失礼の無いように、咄嗟に頭を下げて自己紹介をして。
頭を上げるタイミングを掴めない私を見兼ねて、ヒョクに突かれて…促されるまま、絢音の隣に腰を降ろした。
私の緊張した姿に、すぐ隣に座る絢音もドンへさんも小さく笑って。
その反応にさえ、過剰に反応してしまった。
その場から動けずに座った姿勢のまま固まっていると、キッチンらしきスペースから声が聞こえた。
??『あっ、いらっしゃーい。待ってたんだ。』
声に反応して振り向くと、ひょこっと頭が見えて。
咄嗟に言葉が出なくて、一度姿を見せた方を見つめているといくつかのカップが乗せられたトレイを
持った2人の男性が姿を見せた。
SM『いらっしゃい。待ってたんだ!これ、良かったら飲んでね。』
SW『すいません、時間がかかってしまって。慣れなくて、手伝いもままならなかったので…。』
LT『ありがとう。ソンミンとシウォンだよ。』
笑顔が可愛らしい人と、すらっと長身の彫りの深い顔立ちが印象的な人…。
ソンミンさんからカップを受け取って、その笑顔に会釈を返す。
SW『…君が、Aさん。』
全員にカップを配り終えて、私から一番遠いソファのひじ掛けの所に腰かけたシウォンさんがじっと私を見つめて呟いて。そんなに大きな声では無かったはずなのに、その声がすっと通った。
EH『あぁ!彼女が、ヌナを助けてくれた命の恩人のAさん。そして、彼女の友達の絢音さんだよ。』
『はい…。紹介が遅くなってしまって、すいません。Aと言います。今日はお招きいただいて、ありがとうございます。』
シウォンさんの言葉で、その場にいた皆の視線が私に集中したのを感じて。ヒョクが先に私達のことを紹介してくれたから、やっと言葉を発することが出来た。
絢音『絢音と言います。Aとは幼馴染で、私はこちらで仕事をしています。初めまして。』
皆の反応を見るのが怖くて、俯いてしまった私を助けるように、続けて絢音が自己紹介をしてくれた。
LT『へぇ、2人とも日本人なんだね。でも、韓国語上手だね。』
私の緊張に気付いているのか、そこからはメンバーの皆さんの質問を絢音が1つずつ答えてくれていた。
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りん(プロフ) - 楽しみ(≧∇≦) (2016年5月22日 6時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» 早速、ありがとうございます。作者ながら…やっと!という感じです。 (2016年4月30日 0時) (レス) id: b12646fcc9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - よいよ動き出す運命(≧∇≦) (2016年4月30日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!夢のような展開になってきました。笑妄想が止まらず、初めて小説を書き始めたんですが、書き進めていくには想像力が乏しかったようで、とてもマイペースな更新ですいません。頑張って妄想を膨らましますので、どうかお付き合いください。 (2016年4月26日 20時) (レス) id: 60c9990c07 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わたしは、ヒョクに恋してる…ジョンヨンは、わたしに?…(≧∇≦) (2016年4月26日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumika0404 | 作成日時:2016年4月6日 20時