104.イェソンさんとの挨拶 ページ4
「絢音、彼って…もしかして?」
私が驚きで、言葉を繋げれずにいると、絢音は全てを悟っていて。
絢音「ごめんね、驚かせて。こんな形で紹介することになるとは思ってなかったんだけど…彼と同じグループの人よ?イェソンオッパ。」
‐やっぱり…‐
絢音の言葉を聞きながら、私は彼から視線を逸らせずにいた。
私が顔を上げてから、彼がじっと私を見つめているから。
それも何ともいえない少し戸惑った表情で。
今も日本語でやりとりしている私達を見つめたまま、その表情が困惑度を増していたから。
『あの…すいません。ちゃんと挨拶もせずに。』
その表情を見つめていたら、気付けば私から声をかけていた。
YS『いえ…何だか驚かせたみたいで、すみません。絢音さんのチングだど聞きました。』
『はい、そうです。』
絢音『そう、幼馴染なの。ごめんなさい、つい2人だと日本語で話しちゃって。通訳お願いしたんだけど、相手のことを伝えてなくて。オッパのこと知ってたから、驚いたみたいなの。』
YS『えっ、そうだったのか?いきなりで、俺たちの通訳して大丈夫なのか?』
絢音『うん!全然、大丈夫!オッパ達から断られないか、心配してるくらいだから。まずは、自己紹介しましょ。』
YS『あぁ…俺は、superjuniorのイェソンです。俺たちの通訳を引き受けてくれたみたいで。ありがとう。』
『いえ、私なんかでは役不足だと思うのですが…Aと言います。よろしくお願いします。』
絢音『よし!じゃあ、とりあえず座って待ってよ?』
ぎこちない挨拶を交わして、絢音に急かされるままイェソンさんの向かい側に腰かけた。
テーブルは6人掛けになっていて、私と絢音、イェソンさんが腰を掛けてもあと2人分の準備がされている。
「ねぇ、後は誰が来るの?superjuniorの通訳を私がするの?」
隣に座ってメニューを見ている絢音に顔を寄せて、答えを迫る。
絢音「彼に会いたい?」
絢音の攻撃に、思わず息が詰まる。
「そうじゃなくて、確かsuperjuniorってすごい大人数だったから1人じゃ通訳無理だもん。」
絢音「そうよね(笑)今回は、superjuniorKRYの通訳よ?」
「KRY?」
聞き慣れない言葉に首を傾げていると、イェソンさんが笑っていた。
YS『キュヒョン、リョウク、イェソン。SJのメンバー3人のグループなんだよ。』
私が無知だったことを知られたことが恥ずかしくて、申し訳なくて。
イェソンさんの笑顔に、上手く返すことが出来ないでいた。
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りん(プロフ) - 楽しみ(≧∇≦) (2016年5月22日 6時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» 早速、ありがとうございます。作者ながら…やっと!という感じです。 (2016年4月30日 0時) (レス) id: b12646fcc9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - よいよ動き出す運命(≧∇≦) (2016年4月30日 0時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!夢のような展開になってきました。笑妄想が止まらず、初めて小説を書き始めたんですが、書き進めていくには想像力が乏しかったようで、とてもマイペースな更新ですいません。頑張って妄想を膨らましますので、どうかお付き合いください。 (2016年4月26日 20時) (レス) id: 60c9990c07 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わたしは、ヒョクに恋してる…ジョンヨンは、わたしに?…(≧∇≦) (2016年4月26日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumika0404 | 作成日時:2016年4月6日 20時