スカイピースとのリア充な生活

正夢　テオくん ページ18

A目線

テオくんが寝てる。

可愛いな〜

何故か頭をポンポンしている。
すると､寝言で「リオン､可愛いね〜」
とテオくんが呟いた。

え?リオンって誰？
私は､とっさに 浮気 という文字が出てきてしまった。
テオくんがそんなことするはずない､そう思ってもその文字は消えない。

どうしよう､これはテオくんに言うべきなのかな？
でも､言ったらこの関係が崩れちゃうかもしれない･･･
それだけは絶対嫌だった。

するとテオくんが起きた。

テオ「おはよ。あれ､A何で泣いてるの？」

え?泣いてる？
私はテオくんに言われて頬を触った。
確かに濡れてる。

テオ「どうしたの？なんか嫌な事でもあった？」

心の奥に閉じ込めておこう。
そう思っていたのにテオくんに問われると
ウソなんかつけなくて。

A「テオくん､寝言でリ､オンかわい､いって言ってて
それでもしかした､ら浮気してるんじゃ､ないかっ､て」

テオ「あ〜俺そんなこと言ってた？」

私はうなずく。

怖い。もしテオくんにそうだよって言われたら
そう思うと涙がどんどん溢れてきて。

テオ「それね〜赤ちゃんの名前。」

え?赤ちゃん？

テオ「なんか夢の中で､俺とAの間に赤ちゃんができて
名前決めてる時にAがリオンは？って聞いてきたから
あ〜リオン！可愛いね〜って言ったから多分それ。」

A「･･･うえぇぇーーーん。怖かったよ〜」

安心したのか､私は大声で泣いていた。
まるで赤ちゃんみたいに。



？「へぇ､そんなことがあったんだ〜！」

A「そうだよ。これがリオンの名前の由来！」

リオン「なんか､良いね〜。」

テオ「おーい､リオン！外でキャッチボールするぞ！」

リオン「え〜･･･やだ！それよりパパからも昔の話聞きたい！」

テオ「昔の話？そうだな〜
あっ､これはママとパパが初めてデートした時のことなんだけど･･･」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はいつもとは違う感じにしてみました！

映画　じんたん→←遊び　みや

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す