スカイピースとのリア充な生活

腕相撲　テオくん ページ16

前回と繋がっています。

テオ目線

昼休み

俺は弁当を食べ終わると､Aの席に向かった。

テオ「A！腕相撲しようぜ！」

A「何急にwww」

テオ「え､ちょっと急にやりたくなってww」

ま、嘘だけど。

今日の中休み。Aとじんたんが手を重ねるやつ(？)をやってて
ちょっとでもAに触れられたじんたんが羨ましくて
ていうか多分ヤキモチ。

それで俺もやってやろうと思ったって訳。

A「ま、良いけどね」

そう言って俺の手とAの手が絡まる。
それだけなのに､俺の心臓はドキドキいってる。

･･･はぁ本当にAのこと好きなんだな､と改めて思う。

でも､勝負は､勝負！女子には負けん！

テオ「じゃあいくよ？レディ〜ゴー！」

そう言って俺の手に力を入れる。
あっさり勝てると思ったら意外とAもつよい。

ま、余裕だけど♪

ガタン

と音がなり､Aの手がしたになっているのを見てから
よっしゃーーー！！と叫ぶ。
負けたーーー！！とAがうつむきながら言う。

するとAが
じゃあ今度は左でやろ？と言ってきた。

俺は左はくそ弱いがさすがに女子には負けないだろうと思い
うなずいた。



テオ「･･･」

負けた。
Aはいぇーい！！と喜んでる。

どうした､俺の左手！！

･･･まぁAの喜んでる姿を見れたしいいか。

やっぱり､じんたん。
俺はAが好き。
だから､簡単にはとらせないよ？

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