スカイピースとのリア充な生活 (ページ2)

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ケンカ　テオくんページ2

A目線

はぁぁ、何でこんなことになったんだろう。
私、ただいまテオくんとケンカ中です。

原因は、私で全部私が悪いんですけどね？
こんなことになるなら、黙っておけば良かったな。

～1時間前～

テオくんが最近冷たい。
確かに忙しいのは分かるけど
デート中なのにわざわざパソコン持ってきて編集します！？

A「ねぇ、テオくん。」

テオ「ん～？」

テオくんは下を向いたまんまだ。

A「デート中なのに編集する？」

テオ「え?あ～ゴメン。でも後ちょっと待ってて」

A「待てない！」

テオ「ワガママ言うなよ。こっちは忙しいんだから。」

この時私の中で何かがプツンとキレた。

A「はぁ？デート中に編集をやめて欲しいって言うのがワガママな訳？
　ずーっと前でパソコンカタカタやられてる身にもなってよ！バカ！！！」

そう言って私は店を出てきてしまい、ここは店からだいぶ離れたある裏道。

はぁ、私が一番テオくんの動画愛わかってるはずなのに･･･
あんなこと言って、彼女失格じゃん。

すると、あっちからなんか声がする。

誰だろう？こんな人気のない通りに･･･
待って、この声。

テオ「A～どこだ～」

A「テオくん！！」

テオ「A！！！やっと見つけた！！！」

そう言ってテオくんは私に抱きついてきた。

テオ「Aゴメン！いくら忙しいからって、デート中に編集とかあり得ないよな。
　本当にゴメン！！こんなの彼氏失格だよな･･･」

A「ううん。そんなことない！私も忙しいの分かっててデートに誘ったのに
あんなこと言っちゃってゴメン！！！傷ついたよね？」

テオ「いや、言われて当然だよ。でも俺のそばからはもう離れないで。
　俺、Aが居なくてめっちゃ不安だった。だからもうどこにも行くな！」

そう言ってテオくんは抱き締める力を強めた。

A「うん。離れないよ。どこにも行かない。」

そう言うとテオくんはいつもの眩しい笑顔を見せた。

テオA「帰ろっか！！」