喘息の中での試合4 ページ4
Aside
突然、優にぃが何を言うのかと思えば出場種目を減らすという話。
｢ちょ、ちょっと待ってよ！私、ここで泳がないとこの先無いんだよ！？
総体は繋がってるんだから、出て結果出さないと。｣
優太｢Aの言いたいことは分かるよ。でもね、体調が一番でしょ。｣
え…。なんで体調のことを知ってるの？
｢で、でも！まだ私大丈夫だし…さ。ほら、元気だから！｣
そう言っても優にぃは、許可を出してくれない。
｢…なんでよ。
なんで私ばっかり！こんな体のせいで好きなことも出来ない…ｯ。｣
久しぶりに取り乱したかもしれない。
こんなことも普段言わないのに。
紫耀｢A、落ち着いて。
優にぃ。心配なのは分かるよ？でも、Aも一生懸命練習してきたんだからさ。
俺がちゃんと責任持ってAを見るから、出させてあげて？｣
横に座っている紫耀にぃは、私の肩を抱き擦りながら優にぃを説得する。
廉｢ちゃんと何かあった時も対応考えて、Aの体調管理するから。｣
少し考えた優にぃは、仕方がなくOKを出してくれた。
優太｢いい？
しんどくなったらすぐにお兄ちゃん達に言うこと！それが条件ね。｣
｢うん…、分かった。ありがとう、優にぃ。｣
その夜。
ベッドに入り、優にぃの言葉を思い出す。
あーあ。なんでこんな体が弱いんだろう。
最近、これをよく思う。
やりたいことが簡単に出来ない。迷惑を掛けてしまう。
お兄ちゃんの負担を掛けているのは私なんだ。
ｺﾝｺﾝ
？？
だれだろ。
ドアを開けると、そこには紫耀にぃと廉にぃ。
紫耀｢ちょっといい？？｣
ベッドに私が座り、その横には紫耀にぃ。ドレッサーの椅子に反対向きで座る廉にぃは斜め前に座る。
｢どうしたの？？｣
もう22:00を過ぎ、こんな時間に来るなんて珍しい。
廉｢いや、さっきのこと。まだ、気にしてないかなーって思って。｣
A｢全然。大丈夫だよ…。｣
紫耀｢それ、嘘やろ。ほんまに無理しすぎ。｣
あーあ。
なんで。
この2人には何も隠せないのか。
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yumia(プロフ) - ふーさん» 本当ですか！？嬉しいです！！ありがとうございます！ (2020年7月19日 23時) (
レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» 頑張ろう！ (2020年7月19日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - リクエストのお話とても良かったです！歯医者さんの先生方もイメージ通りでした！またリクエストさせていただきますね(^^)これからも応援してます。就活など頑張ってください！ (2020年7月19日 3時) (レス) id: 1a3f03aa90 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - お久しぶりです！いえいえ。ゆっくりで大丈夫ですよ。私も受験生なのでなかなかこれませんが落ち着いたらまた見に来ます！応援しています！お互い頑張りましょう！( ＾∀＾) (2020年7月14日 23時) (レス) id: 92e66fbdf7 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ことみさんもお気をつけ下さいね！更新は少し遅くなりそうです。すみません。また、皆さんにお会いできるよう今後とも頑張りますので、よろしくお願い致します！ (2020年6月30日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年11月4日 0時
