熱性痙攣1 ページ20
Aside
昨日から何となく熱っぽい。
でも、体温測って高かったら気分下がるし体温計は手にせず、ベッドで寝ていた。
玄樹｢A？起きてる？？｣
ノック音と共に玄樹にぃが部屋の前で声を掛けられた。
｢うん…。起きてるよ。｣
玄樹｢…入っていい？｣
えっ。これバレた。
玄樹｢なかなか起きてこないと思えば、体調良くない感じかな？｣
｢ちょっとね。でも、大丈夫だよ。｣
玄樹｢今日、廉が休みだから下でゆっくり過ごしたら？廉も寂しがってたよ。最近、話せてないって。｣
確かに。
でも！お兄ちゃん達が忙しいんだよ？って私は言いたい。
二人で一緒に下に降りると廉にぃがソファーにいた。
玄樹｢廉ー。Aがしんどいらしいから看病よろしくね。｣
廉｢あ、そうなん？急にどうしたんだろう。ここでゆっくりしよか。｣
廉side
朝は、37.1℃の微熱で様子を見ていた。でも、顔色は良くないな。
お昼の12:30。
お昼ご飯を作ろうとキッチンで考えていた時、ここから見えるリビングにあるソファーに座っていたAがいなくなる。
あれ…？
ﾊﾞﾀﾝ！！
ｯ！！A！？
近くに行けば、目を見開いて虚空を見つめ焦点が合わずに手足をピクピクさせていた。それに体に触れると熱い。
考えられるのは、熱性痙攣。
今まで救命でこのような症状で運ばれる患者を見てきた。最近は救命に所属しながらも外科で勉強しているから対応してないし、いざ妹がなると不安になったけど、俺は経験がある。
こんな時、本当に救命にいて良かったと思う。
とにかく救急車を呼ぶ。
救急隊員｢えっ？冠城先生！？｣
よくうちの病院に運ばれる患者の救急隊員の方が来てくれた。
｢お疲れ様です。
妹が熱性痙攣で、直ぐに止まりましたが今後も連続すると怖いですし、熱が高いので呼びました。｣
救急隊員｢分かりました。搬送先は、山風病院でいいですよね？｣
｢はい、よろしくお願いします！状況は俺からします。｣
Aを運びながら、救急隊員に話す。
病院には紫耀にぃがいる。救急隊員から電話を受け取り状況説明。
『紫耀にぃ？
Aが高熱で熱性痙攣を起こした。今、救急車で病院に向かってる。
間代性けいれんで眼球上転にチアノーゼが出てる。痙攣自体は2分くらいで治まって意識も少しずつ回復してるけど、呼吸状態が良くなくて酸素投与してる。受け入れよろしく。』
紫耀『分かった。準備しとくよ。』
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yumia(プロフ) - ふーさん» 本当ですか！？嬉しいです！！ありがとうございます！ (2020年7月19日 23時) (
レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» 頑張ろう！ (2020年7月19日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - リクエストのお話とても良かったです！歯医者さんの先生方もイメージ通りでした！またリクエストさせていただきますね(^^)これからも応援してます。就活など頑張ってください！ (2020年7月19日 3時) (レス) id: 1a3f03aa90 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - お久しぶりです！いえいえ。ゆっくりで大丈夫ですよ。私も受験生なのでなかなかこれませんが落ち着いたらまた見に来ます！応援しています！お互い頑張りましょう！( ＾∀＾) (2020年7月14日 23時) (レス) id: 92e66fbdf7 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ことみさんもお気をつけ下さいね！更新は少し遅くなりそうです。すみません。また、皆さんにお会いできるよう今後とも頑張りますので、よろしくお願い致します！ (2020年6月30日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年11月4日 0時
