紫耀にぃの仕事2 ページ16
紫耀side
無事、検査もオーダー出来て治療が開始される。
救急看護師｢山下先生、5分後赤灯で患者さん2名到着します。急患もいて、櫻井先生も手が離せません！お願いします！！｣
山下｢了解！
紫耀、ここ離れるけど何かあったら俺でも櫻井先生でもいいから呼んで。｣
｢分かりました！！｣
山下｢モニターはしっかり確認しておいて。特に血圧は注意ね。｣
｢はい！｣
全て順調に進んでいたと思っていた。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
突然アラームが鳴り響く。
救急看護師｢血圧低下してます！！｣
モニターには、頻脈に血圧低下が出る。
｢頸動脈の怒張かある…。｣
条件は揃ってる。
交通事故。ならば、胸部打撲の可能性は十分にある。
考えるとすると…、心タンポナーデ！！
｢ｯ！！エコーください！｣
救急看護し｢はい！！｣
｢あと、山下先生か誰でもいいので呼んでください！｣
心嚢にはやはり血液が溜まっているのが確認出来た。
山下｢どした？｣
｢見てください、これ。
心タンポナーデですよね。｣
山下｢あぁ。心タンポナーデは外傷後にすぐに現れないこともあるからな。
心嚢穿刺しよう。｣
バタバタと救急看護師が準備してくれている中で、色んな声や音が聞こえる。
救急看護師｢山下先生！お願いします！！！｣
山下｢心嚢穿刺の経験は？｣
見学は研修時代にしたことがある。でも、やったことなんてない。
｢見学なら…。｣
山下先生も俺の一言を聞いて迷っている。
救急看護師｢山下先生！！！！急いでください…！｣
状況がこんな状態。この患者を助けるのは俺しかいない。
でも…、失敗すれば患者は死ぬ。
櫻井｢迷ってる暇はないぞ。やるもやらないもこのままでは患者は確実に助からない。
刻々と患者の状態は悪くなる。決断しろ。
紫耀、お前はできるのか？｣
俺は、本当に出来ないか？
救命ではこのような疾患はよくある。だから、イメトレも練習もたくさんしてきた。
｢出来ます！今まで、何度も練習してきました。今、この患者を助けるのは俺しかいません。やります！｣
山下｢よし。
落ち着いて、針を進めすぎないように気をつけて。
紫耀ならできるよ。俺は見てきたから。｣
山下先生からのその言葉で何だか出来るような気がした。
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yumia(プロフ) - ふーさん» 本当ですか！？嬉しいです！！ありがとうございます！ (2020年7月19日 23時) (
レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» 頑張ろう！ (2020年7月19日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ふー - リクエストのお話とても良かったです！歯医者さんの先生方もイメージ通りでした！またリクエストさせていただきますね(^^)これからも応援してます。就活など頑張ってください！ (2020年7月19日 3時) (レス) id: 1a3f03aa90 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - お久しぶりです！いえいえ。ゆっくりで大丈夫ですよ。私も受験生なのでなかなかこれませんが落ち着いたらまた見に来ます！応援しています！お互い頑張りましょう！( ＾∀＾) (2020年7月14日 23時) (レス) id: 92e66fbdf7 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ことみさんもお気をつけ下さいね！更新は少し遅くなりそうです。すみません。また、皆さんにお会いできるよう今後とも頑張りますので、よろしくお願い致します！ (2020年6月30日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年11月4日 0時
