スポーツ貧血7 ページ7
勇太side
仕事から帰ってきて、ゆっくりしていると、紫耀にぃから電話がきた。
どうやらAが貧血っぽいらしいから、車で駅まで行くように言われた。
また無理しすぎたのかな？
急いで準備をし、向かう。
もう目の前に駅が見えた時、誰かに支えられているAらしき人がいた。
え……誰？？？
もう真っ暗な中で人の判断が出来ない。
到着して駅前に車を止めると、見えたのはやはりAだった。
そして、支えているのが……。
｢え…！？
隆平先生！？！？どうして！！｣
丸山｢おー、勇太やん！｣
丸山隆平先生。小児科副部長。
面白くて、優しくて子どもにも家族にも信頼され人気の先生だ。
話を聞くと、なんと！！！
さっき京都で行われていた学会から帰ってきたところだそう。
そして、体調不良のAを見つけたらしい。
｢学会終わりでお疲れの中すみません。｣
丸山｢ええよー。気にせんといて！
やっぱり、Aちゃんやったんや！最近、見てなかったから、気づかんかったわ。｣
隆平先生は、主に外来と病棟をみていたからAには滅多に会わないよな。そりゃ、面識無いはずだ。
なのに、よくAも隆平先生と一緒に俺を待ってたな。
隆平先生はこのまま家に帰るそうで、病院から近いところに家があるって前に聞いてたから、せめて途中まででも車で送ろうかとも思ったけど止められた。
それよりも、早く妹を病院に連れて行くよう言われた。
｢A、早く病院行って診てもらおうね。｣
もう一人では歩けない様子のAを支えて車の後ろの席に寝かせる。
隆平先生にも助けてもらいながら、準備完了。
｢本当にありがとうございました。
また、病院戻ってきたらお世話になります。｣
丸山｢うん。よろしくね。
Aちゃん。俺の事知らんから怖がってた。勇太が待つ改札口まで必死に行こうと頑張ってたよ。｣
｢そうですか。
Aは、医者が大嫌いですからね。｣
丸山｢病院で辛い治療の経験をした子は皆そう。
Aちゃん、貧血？？｣
一発で当てる隆平先生はさすが。
紫耀にぃが貧血かもって言ってたし、隆平先生も同じ診断だった。
でも、なんで貧血？？？とりあえず検査だなー。
運転席に乗りながら、そう考えていた。
丸山｢Aちゃん、お大事に。もうお兄ちゃんもいるし、大丈夫だからね。｣
A｢ありがとう…ございました。｣
丸山｢いいえー。勇太。ほら、もうええから！
あとは頼むよ？お兄ちゃん。｣
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ことみ - 分かりました！次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい！ (2019年11月1日 21時) (
レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります！これからもよろしくお願いします！！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました！とても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます！本日更新しますね！そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします！！ (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです！続きが気になるので更新お願いします！これからも頑張って下さい！ (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年5月8日 20時
