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不安2 ページ35

廉side

いつも通り、患者の数は減らずバタバタしていた。

その時、涼介先生から電話が。

どうしたんだろ?
少し前に帰った気がするんだけど…。


山田「あ、廉?お疲れ様。
ごめんな、忙しいのに。今いい?」

「はい、大丈夫です。どうしました?」

山田「いや、Aちゃん大丈夫かなーって。
ほら、こんな天気でしょ?
一人だし、色々あったから心配でさ。」

色々と言われて、昔のことを思い出す。


「ありがとうございます!
そうですよね。」

山田「結衣もさ、学校で話したみたいなんだけど、結構Aちゃんのこと心配しててね。
早く誰か帰ってあげて。今なら、まだ交通網も何とか間に合うと思う。」

「お疲れのところ本当にすみません!ありがとうございます!!」


兄として、恥ずかしい。
仕事に夢中だった。


今動けるのは、紫耀にぃかな。
救命は忙しいけど、今日は人が足りている。

こんな天気だから、日勤はそのまま滞在で。夜勤は早出。
たくさんの先生が待機している。


それにさ。
今のAには紫耀にぃが側にいてあげる方が一番だ。




「紫耀にぃ!」

紫耀「え、なに!?急患!?
どうしたん?」

「今すぐ家に帰って!」

紫耀「…家?
……あ、A!!」

紫耀にぃもすぐ気が付き、焦り出す。

紫耀「山下先生!!
こんな時に申し訳ないんですが、上がらせてもらってもいいですか?
妹が!!」

山下先生は、すぐに了承してくれた。

「紫耀にぃ、Aを頼んだ!」

紫耀「おう。」





Aside

少しずつ雨や風が強くなっていく。

まだ近くではないものの、遠くでは雷も聞こえる。


ベッドに潜ろうか迷っているけど、雷の光が目に入るのも嫌だ。


そうした結果、「コ」の字になっているキッチンの奥で丸まって、視界を塞いだ。


「怖い…。誰か……助けて。グスン」

作者より→←不安1



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ことみ - 分かりました!次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい! (2019年11月1日 21時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります!これからもよろしくお願いします!! (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました!とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます!本日更新しますね!そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします!! (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです!続きが気になるので更新お願いします!これからも頑張って下さい! (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yumia | 作成日時:2019年5月8日 20時

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