不安1 ページ34
Aside
体調は大分良くなって、吸入で喘息が出ないよう管理してる。
でも！油断禁物ですね。この梅雨時期。
空を見れば…。
あーあ。今日は、天気が悪い。
テレビを付ければ、大きな傘の準備、早めの帰宅など様々な災害への対策として報道されてる。
どうせ、お兄ちゃん達は帰ってこないよ。
特にこんな日は。
たくさんの患者さんが怪我とかで運ばれてくるんだもん。
私は家で一人。
夕方になり、雨足が強くなってきた。
学校も部活は中止。即帰宅の指示が入る。
結衣｢雨ヤバいね。絶対服濡れる。｣
｢そうだね。｣
結衣｢大丈夫？A。今日、お兄ちゃんいるの？？｣
結衣は、元々私が家に一人でいることを知ってて、その上、雷が苦手なことも知ってる。
だから、悪天候の日は必ずと言っていいほどこうして心配される。
昔は、こんな時にお兄ちゃんが居ない場合は、結衣の家に泊めさせて貰ってた。涼介先生もいるし、安心だった。
でも、私中学生になったんだよ？
流石に頼るのも恥ずかしいし、迷惑だよね。
｢大丈夫！
遅くなるだろうけど、誰かしら帰ってくると思うから。｣
そう言ったものの実際はそうではない。
嘘ついちゃった。
｢……そう。なんかあったらいつでも言ってね！｣
なんか、気づいてそうだけど、まっいいか。
結衣side
Aが悪天候の中、小さい頃一人で家にいたことがきっかけで、雷とかは苦手なのを知ってる。
本人から直接聞いた訳でもないけど、私には分かった。
山田｢結衣ー、帰ったよ。｣
｢あ、お兄ちゃん！雨大丈夫だった？
病院泊まりかと思った。｣
山田｢うん。でも、早く帰らせて貰えた。
あれ？Aちゃんは？？｣
｢あー、呼んだんだけどね。いいって言うからさ。しつこく言ってもウザイでしょ？｣
山田｢そうなんだ。
確か、今日皆帰れないんじゃなかったかな。｣
やっぱりか。
この世に及んで、私に嘘ついたな！
全く、Aは本当に強がりだ。
｢大丈夫かな。｣
山田｢俺が言おうか？
誰か家に帰ってあげるように。
今なら、まだ間に合うよね。｣
｢出来んの？お兄ちゃんが。｣
山田｢失礼だな。俺、これでも先輩なんだけど。｣
お兄ちゃんが連絡を取ってくれるそうで、安心だね。
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ことみ - 分かりました！次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい！ (2019年11月1日 21時) (
レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります！これからもよろしくお願いします！！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました！とても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます！本日更新しますね！そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします！！ (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです！続きが気になるので更新お願いします！これからも頑張って下さい！ (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年5月8日 20時
