スポーツ貧血1 ページ1
Aside
新人大会も無事に終わり、部員も第一歩って感じ。
ただ、私と結衣はまだ大会を控えている。
夏の総体に向けて、私たちもまずはこの春季大会でどれだけ力を出せるか。
朝礼ではリレーだけ参加した私たちは表彰。
ただ、現実はこのリレーと平泳ぎの二種目だけが優勝。
他は表彰台にも上がれない状況だった。
監督｢おー、先日はお疲れ様。｣
｢こんにちは。ありがとうございます。｣
監督｢君たちのお陰でリレーはメドレーとフリー両方優勝。
これで、うちの学校も冠城山田コンビの名前で知名度アップだ。あ、あと松田もいたな。｣
松田？？？だれ？
いや、そもそも私たちは商品か？
すると、部長が現れた。
部長｢ここにいらしたんですね、監督。
先程、あちらの方で今回の水泳部の功績について詳しくお話を聞きたいと誰か言ってましたよ？｣
そう言えば、監督は水泳部の自慢が出来ると思ったのか、どっかへ行ってしまった。
A,結衣｢こんにちは。｣
部長｢毎回大変だなー、二人は。｣
これには苦笑いしかない。
｢あの、ありがとうございます。助けてくれて。｣
結衣｢あのままだと、買われそうでした。笑｣
監督にとっては商品。
私たちがまだ軽く流してるから何も無いものの、いつか買われそう。
所謂、名誉を与えるための道具。
最近の疲れはこのせいかな。
っていうのも嘘だけど。
そんな簡単に言いなりになる訳もない。
部長｢買われるって、それはねぇーだろ。
普段は静かにしてるけど、実は負けん気強くて、精神力はそこらと違う。｣
誰のこと？って惚けてみたけど、部長はお見通しみたい。
｢本当に誰かに呼ばれてたんですか？監督は。｣
そこは無視しておくように部長に言われた。
作り話か。笑
結衣｢あ、そうだ。
ブレで優勝した子がこの学校にいるって聞きました。朝礼の時も表彰されてましたし…。｣
部長｢あー、松田朱里だな。｣
松田朱里。
メドレーリレー時、初めて会った。
伸びもよくて、速かった。
部長｢あいつは、元々大阪にいたんだ。
成績は、全国でも入賞してくるほどの実力者。
お前達は、種目が違うから面識無かったのかもな。｣
あの日、クラブチームで練習してから大会来たので、午前中にあったBr(平泳ぎ)は見れてなかった。
部長｢なんだ、仲間集めか？｣
結衣｢まぁ……。｣
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ことみ - 分かりました！次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい！ (2019年11月1日 21時) (
レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります！これからもよろしくお願いします！！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました！とても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます！本日更新しますね！そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします！！ (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです！続きが気になるので更新お願いします！これからも頑張って下さい！ (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年5月8日 20時
