episode40 ページ43
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｢主ー、見つけてきましたよー。て、うおっ｣
塔の外にお嬢さんが居ないことを確認して少し大きめの声を出すと、馬を止める前に今まで大人しくしていたはずのA嬢が飛び降りた。
｢A！お前……。｣
｢？｣
途中で言葉を止めた主の方を見ると、A嬢が片方の掌を突き出し《ストップ》のモーションを取っていた。
横で見ている木々嬢もよく分からないといった表情をしている。
A嬢の次の行動を待ち誰も動けないでいると、大きく息を吸う音が聞こえた。
『いやぁ、ごめん！迷った！』
あっけらかんとしたその発言に主も木々嬢も1拍おいて大きくため息を着いた。
｢何が
迷った！
だ！だいたい！さっきガラクからメモと薬が届いた！いつまで成長しないんだお前は！！｣
『あー、いやーほら、ね？今回のは不慮の事故っていうか、なんて言うか……。』
A嬢が言い訳をしてると、外の騒がしさに気づいたのか塔の扉が開いた。
一応主にはお嬢さんに勝手に近づくなと言われてるため木の上に隠れる。
｢A！無事だったんだね！良かったぁ。｣
『白雪。ごめんね心配かけて、薬効の高い時間にこれ取っておきたくて、ちょっと迷っちゃった。ほーらこのとおり元気だから』
気にしないで、
とお嬢さんの頭に乗せた手はいつの間にか付けられた手袋で炎症は見えなかった。
｢空元気、か。｣
呟いた声が聞こえたのか、一瞬木々嬢がこちらを向いた気がした。
｢ゼン、ミツヒデを連れ戻して来る。｣
そう言って馬に乗った木々嬢の言葉でそう言えばこの場に居ないミツヒデの旦那を思い出した。
今頃必死に探しているであろう。可哀想に。
次は確実に目を合わせて来たから一緒に来いということなのだろう。
一応主に目配せして俺も木々嬢の後を追った。
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本日追加で1.2話更新する予定です、お楽しみに！(?)
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セラ(プロフ) - 続き気になります！とても好きな作品です！なので更新楽しみにしてますね！ (2019年10月15日 18時) (
レス) id: 5880a74d39 (このIDを非表示/違反報告)
yumi823416(プロフ) - オビの相棒になりたいさん» ひゃぁぁぁ、本当にコメントが来るとは思っていなくて今嬉しい発狂をしております((( これはやっぱり説の立証が出来るのでは！？！？わかります、どこか似たところを感じますよね! ! ありがとうございます〜〜!! (2018年11月8日 0時) (レス) id: 0f61d323b1 (このIDを非表示/違反報告)
オビの相棒になりたい - いつも楽しみに更新待ってます！！私はオビ推しで、アル戦ではギーヴが好きです！何となく似てるような気がするんですよね。もし作者様が、アル戦の夢小説をしかもギーヴのお話を作る事になったら飛んでいきたいと思います＼( ~∇~)／ これからも更新頑張って下さい！ (2018年11月5日 23時) (レス) id: 0d9e5a847b (このIDを非表示/違反報告)
yumi823416(プロフ) - まるさん» 画面を切った際にまた付いていたようです、コメントのおかげで気づくことが出来ました；；教えて下さりありがとうございました！ (2018年10月28日 15時) (レス) id: 0f61d323b1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月28日 15時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ〜みん | 作成日時：2018年10月28日 14時
