黒と白の境界線【オビ】《赤髪の白雪姫》

episode28 ページ30

｢それで、薬って？｣

木々がその様子を眺めながら尋ねる。

あー、迷惑かけてもあれだし言わなきゃね、と言いながら手に薄く広げたそれを肌に塗り広げていく。

『私たちアルビノって紫外線に滅法弱くてさ、ほら、ラクスドの辺りって今雪が積もってるじゃない？地面の何倍も太陽光反射しちゃってさ、紫外線もその分多くなっちゃって、すぐ皮膚がやられちゃうんだよね。』


ほら、と言って、城に来た当日にゼンに指摘された手を見せる。

そこは日が立ちやや赤みが引いたとはいえ普通の日焼けの何倍も炎症した状態になっていた。

『ゼン坊もこの事気にして来るなって言ってたんだけどね。申し訳ないけど引き下がって貰っちゃった。今度なんか奢ってあげよ。』


それにしても……と塗り終わった薬を見て考える。

(確か10年前はもうちょっと透明っぽかった気がするんだけど……調合の方法変えたのかな？)


その違和感が後に自分を苦しめるとも知らずに。





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ちょっと区切りが良いのでちらりと登場します、作者のゆ〜みんですこんにちは！(？)


この度ランキング入りさせていただいて目を疑うどころか、携帯が壊れたかと思いました。ちなみに私はバキフォンです。
重要なのでもう一度。私はバキフォンです……。


文字数のあまりを雑談に変えるだけなので飛ばしても全く支障がありません！

が、皆さん！！
ちょっと聞きたいことが！！！
読者の皆さん、アルスラーン戦記のギーヴというキャラクターを知っていらっしゃいませんか！？

赤髪の白雪姫のオビが好きな方はこのギーヴというキャラにも惚れ込む習性があるという説が上がっていて……(身の回りでですが)
もし好きだー！って方がいらっしゃいましたらコメントに書いてくださると嬉しいです(´∀`)多かったらそっちでも小説書きたいなって……思ってて……(掛け持ちできない派なのでこれが完結してからですけどね!!)

それ以外でも、評価とかコメントとか下さるとものっそい喜びますのでよろしくお願いします……(ﾎﾞｿｯ)

それでは引き続きお楽しみください(◍ ´꒳` ◍)

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