収集 ページ17
きんときside
Kn「Aさん、居る？」
放課後なるとすぐ2-Aに向かい、Aさんを探す。どうしてもNakamuとの関係が気になる。
しかし、Aさんの姿は見えなかった。
俺は教室を諦めて他へ探そうと引き返す…つもりだったが、後ろから急に
Sm｢うちのクラスの前でなにやってんの｣
と、肩を叩かれながら声をかけられた。
Kn｢うおっ！？ってスマイルか
びっくりさせんなよバカ｣
Sm｢バカって…まあいいや、何してんの？｣
Kn｢ああ、今Aさんを探してるところ｣
俺は素直にそう答える。すると、スマイルから
Sm｢えっ｣
という腑抜けた声が聞こえてきた。顔を見ると、豆鉄砲をくらった鳩のような顔をしている。
…コイツ、明らかにAさんの言葉を聞いて動揺してる。
面白そうだし、カマでもかけてみるか
いいことを思いついた俺は内心ニヤニヤとしながら、スマイルと話す。
Kn｢なあ、Aさん、いやAとNakamuが実は親密な関係って事、スマイルなら知ってるよな？｣
Sm｢…なんできんときがそれを知ってるんだ。そんなことAから聞いてないが…いや、気が変わったとかか。いやでもあの2人に限って…｣
ぶつぶつと呟き出すスマイル。
これは完全に黒だろと思いつつも、更に話を続ける。
Kn｢いや、実は俺あの2人と仲良くて例の事教えて貰ってさ。それでスマイルもそういう事を知ってるって教えて貰ったわけ｣
Kn｢でもさ、俺2人の過去とかAのこと色々教えて貰ったんだけどイマイチ理解出来ない部分多くてさ〜お前の考察教えてくれよ。そういうの得意だろ？｣
勿論全部今考えた嘘なんだけど。勝手に呼び捨てにしてごめんAさん。
内心で謝りながら話をする。
すると、スマイルは疑いを出しつつも真剣な表情を浮かべていた。
Sm｢ホントに、あの2人が親密…いや、姉弟だって知ってるんだよな？｣
え、そうなの…てかNakamuにお姉さんなんて居たの？
俺は驚きで困惑しつつも、取り敢えず疑われないように
Kn｢ああ…勿論知ってる｣
と答える。
スマイルは納得したような顔に変わった。
Sm｢ふん、成程な。じゃあ仲介人仲間としてわかりやすく教えてやるよ。俺は付き合い長いからかなり知ってる｣
Kn｢おっ、サンキュ｣
俺はスマイルのあまりのちょろさに驚きつつも、話を聞く体勢に入った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリルル(プロフ) - さくじゅん@踊り子さん» それな。小雪は自分が好きなキャラの性格をテイスティングしてたので可愛いと言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月26日 15時) (
レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
さくじゅん@踊り子 - ヤバいwこの小説の推しさんが「小雪さん」ww復活させ隊 とか可愛いすぎだろー！ (2019年12月25日 19時) (レス) id: 602c6ae22d (このIDを非表示/違反報告)
シモン - ありがとうございます！ (2019年7月13日 21時) (レス) id: 57a1c00f7c (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - シモンさん» データ消えちゃったんですか！？新しいデータでも是非ワイテ推して、ワイテ書いてください！同じ作者として応援してます(*´∀｀*) (2019年7月5日 21時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
シモン - あっ一応データ消えて最初からになりましたのででもよろしくお願いします！！ (2019年7月5日 21時) (レス) id: 57a1c00f7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リリルル | 作成日時：2019年4月1日 0時
