【WT】恋は常にすれ違い中【実況者】 (ページ9)

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想い5 ページ9

Nakamu side

その後、特に体育で何かある訳もなく下校の時間になる。

…どうしよ、きんときと帰りたいけどあの子と多分一緒に居るよね～まだ予想ではあるけど、相思相愛なら進展がないわけがないし。

Na「(きんときとあの子が一緒に居るところまた見たら嫉妬でどうにかなってしまいそう…)」

…今日は一人で帰るか。

そう思った俺はきんときの下駄箱に書置きを残し、一人で帰ることにした。

～～

玄関から出ると、シャークんが1人で立っているところを見つけた。

Na「あれ、どうしたん？」

Sh「ん？ああNakamuか。今忘れ物したBroooock待ち」

Na「あららw大変だね～」

俺はそのまま立ち去ろうとする…が、ふと2人と一緒に帰ることを思いつく。

Na「俺も一緒に帰っていい？」

Sh「いいよ別に」

Na「あざす！」

Broooock待ちでしばらくシャークんと話し込んでいると、Broooockがこちらに向かって走って来た。

Br「あれNakamuじゃん。何、今日は僕達と帰るの？」

Na「流石broooock、理解力が早いw」

Br「えへへ～」

Sh「じゃあbroooock来たし帰るか」

俺らは足並みを揃えて学校外へと歩いた。

普段きんときと一緒に帰っているからどこか新鮮味を感じていると、Broooockが話しかけてきた。

Br「そういやきんとこはどうしたん？さてはNakamu～きんとこ遅いからって置いてった？？w」

忘れたかった話を掘り返してくるBroooockに面倒くささを感じた。…が、悪気がある訳でもないし返答をする。

Na「あーいや、俺は空気読んだだけ。きんときはあの子と帰るだろうし」

Br「…え？」

Sh「ん？きんときはあの体育で組んでた子が好きなのか？」

Na「そうだよ！俺から見てあれは相思相愛だね。お似合いだよ全くw早く爆発してくれ～」

出来ればあの子だけ爆発…おっと本音が。

あの子についてシャークんと話していると、broooockが呆れた顔をして俺を見た。

Br「ねーNakamuさん、もしかしておバカ？」

Na「え？何で？」

Br「…はーきんとき可哀想～」

急にそう言い出すBroooockに困惑する。

Br「1つ言っとくけど、きんときはあの子のこと好きじゃないからね？」

Na「いやいやwきんとき頻繁にあの子と話してるの見かけるし、話してる時俺と居る時と違う笑顔だよ？あんなの好きじゃないわけがないじゃん！」

俺がそう答えると呆れた表情をするBroooock。

俺は不思議さを感じながら、そのまま歩いて帰った。