秘密6 ページ7
学校へ着き、上履きへと履き替える。
Sh｢(今のところ順調だ)｣
そう油断をしながら2人と話していると、教室の入口付近でNakamuとスマイルが喋っている所を見つけた。なんでこんな時に…
Sh「わるい、ちょっと俺トイレいってから教室行くわ」
Kr「ういー、遅れんなよ〜」
Sh「ホームルームまでまだ10分以上あるだろw」
Kr「いや、前にBroooockが遅れて入ってきたことあったから」
Br「あれは寄り道してただけだから僕悪くない」
Kr「寄り道すんなw」
2人が茶番を繰り広げている間にそっと抜け出す。アイツらとの話はキリがない
男子トイレに入り、時間が経つのをじっと待った。
〜〜〜
数分経った頃に教室の前を見ると数名の男子生徒の姿しかおらず、スマイルは居なくなっていた。
Sh「戻るか」
トイレから出て、教室へ戻る。幸い俺は1列目の廊下側で、スマイルは3列目の窓際だ。ドアの近くでも無いため、接触は避けられそうだ。
俺はそのまま授業を受けることにした。いざとなれば逃げ出せばいいだろう。
〜♪
授業が終わり、お昼のチャイムが鳴る。今日は移動授業がなかったのもあり、普通に今日半分を乗り切る事が出来た。
明日は体育と美術か…まあ図書室の本で何かいい方法見つかるかもしれないし、それ見て考えるか。
そう考えながらじーっとスマイルを観察していると、目の前に眼鏡姿のNakamuが現れた。
Na「スマイルがどうしたの？」
Sh「いや…なんでもない」
Na「何それーwまあいいや、ご飯食べよ」
Sh「ああ、そう___」
そうだな
と言おうとしたが、ふといつもの食事風景を思い出して言葉を止める。いつも飯はワイテルズで集まって食べている。俺は普段スマイルの隣だ。
…これは辞めておくべきだろう
Sh「いやごめん、今日用事あったわ」
弁当は食わなくても変わらないし、後で捨てておけばいい
勿体無いと言われるかもしれないが、吸血鬼は人間の食べ物を食べても味を感じず、栄養も取れないので普通の食事を好まない。あくまでカモフラージュの為に食べているだけで、正直に言えば食いたくない。
Na「あ、そうなの？了解ー」
Nakamuはあっさりと去っていった。
…理解力のあるやつで本当に助かる
俺は少し予定を早め、図書室へと足を運んだ。
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リリルル(プロフ) - すみれいんさん» 刺さったようなら良かったです〜結構設定モリモリで気に入ってるのでそう言って貰えて嬉しいです。ありがとうございます (2022年9月15日 22時) (
レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - これは、私に刺さりましたありがとうございます。 (2022年9月7日 22時) (レス) @page47 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - すみれさん» 応援の声ありがとうございます！頑張ります…！ (2022年8月10日 21時) (レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - とても好きです 続きまってます (2022年8月10日 14時) (レス) @page38 id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 気長に待ってます！いつでも戻ってきてください (2021年8月20日 21時) (レス) id: 010bbf0ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリルル | 作成日時：2019年10月10日 23時
