秘密4 ページ5
Sh「…スマイル」
気がついた時にはもう、スマイルを押し倒して首元から血を吸っていた。証拠にスマイルの首元のに跡が残っており、俺の口には美味しい鉄分の味がある。
…配給されているものとは全然違う美味しさ
Sm「まさ…か…シャ……クん」
Sh「今まで隠しててごめんな」
俺の下でカタカタと震えるスマイル。
まあ…無理もないよな
『吸血鬼と人間は相容れない存在』
ふと、そう父親の言っていた言葉を思い出す。父親にもこのような体験があったんだろう。そして俺も今、この状況だ。
でも今は…
まだ…
アイツらと、お前と一緒に居たいから…
Sh「口、開けてくれる？」
そう問い掛けると、スマイルはゆっくり口を開いた。すっかり俺に怯えきっているようだ。でも今はそれを利用する方がいい。
俺は日焼け止めの横にテープで止めておいた錠剤を出し、包装を破るとスマイルの口へ入れる。
Sh「話せる時が来たらちゃんと言うから、その時まで…ごめんな」
Sm「シャ…ん、俺……は」
何かを喋ろうとしていたスマイルだが、薬の力によりそのまま眠りについた。
俺はスマイルをおぶり、ベットの上まで運ぶ。
運び終わったら布団を軽く被せ、カーテンを締める。
Sh「おやすみ、スマイル」
スヤスヤと眠りにつくスマイルにそう一言声を掛け、急いで授業へと戻った。
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リリルル(プロフ) - すみれいんさん» 刺さったようなら良かったです〜結構設定モリモリで気に入ってるのでそう言って貰えて嬉しいです。ありがとうございます (2022年9月15日 22時) (
レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - これは、私に刺さりましたありがとうございます。 (2022年9月7日 22時) (レス) @page47 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - すみれさん» 応援の声ありがとうございます！頑張ります…！ (2022年8月10日 21時) (レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - とても好きです 続きまってます (2022年8月10日 14時) (レス) @page38 id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 気長に待ってます！いつでも戻ってきてください (2021年8月20日 21時) (レス) id: 010bbf0ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリルル | 作成日時：2019年10月10日 23時
