秘密3 ページ4
Sh「…よし、これで大丈夫だ」
スマイルの膝に絆創膏を付け終わると早々に、保健室を抜け出そうと立ち上がる。
さっさと日焼け止めを塗って授業に行かないと怪しまれるからな
Sh「じゃあ俺は授業に戻るわ。スマイルは安静にしてろよ」
Sm「…手当、ありがとな」
Sh「どういたしまして」
そっと扉を開け、周りに先生が居ないことを確認する。
このまま連れていかれたら俺の命に関わる
周囲を見渡してみるが、幸いな事に誰も居なかった。日焼け止めを塗る絶好のチャンスだと感じた俺は、早足でトイレに向かった。
ーーー
…タイムリミットは3分ぐらいだろう。
思ったより手当に時間かかったので、早く塗らなければいけない
俺はトイレに着くとポケットから日焼け止めをさっと取り出し、身体に塗っていく。足、太もも、腹、胸と服を着ている部分も満遍なく。
最後に腕へ塗ろうとすると、手首の部分に血がついていることに気がつく。
…ああ、さっき手当した時に着いたのか
急いでいたのもあって判断は鈍っていた
食事中に手に血がつくことなんてよくあった。今回もそんな感覚だった
そう、完全に油断していた
だから
Sh「あっ……」
スマイルの血を飲んでしまった
たった1滴分。だが、吸血鬼にとってはこの1滴が生活を変える。
そして俺も___変わってしまった。
Sh「…もっと、飲みたい」
Sh「もっと、もっと……」
こうなった吸血鬼は誰にも抑えられない。
俺は暴走し、保健室へ直行する。
そして…
"スマイルを襲った"
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リリルル(プロフ) - すみれいんさん» 刺さったようなら良かったです〜結構設定モリモリで気に入ってるのでそう言って貰えて嬉しいです。ありがとうございます (2022年9月15日 22時) (レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - これは、私に刺さりましたありがとうございます。 (2022年9月7日 22時) (レス) @page47 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - すみれさん» 応援の声ありがとうございます!頑張ります…! (2022年8月10日 21時) (レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - とても好きです 続きまってます (2022年8月10日 14時) (レス) @page38 id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 気長に待ってます!いつでも戻ってきてください (2021年8月20日 21時) (レス) id: 010bbf0ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリルル | 作成日時:2019年10月10日 23時