秘密13 Sh視点 ページ14
Sh「(あと4日か…)」
意外と順調に時は進み、あと4日となった。今日もスマイルに話しかけられたが適当にあしらい、無事に放課後となった。
Sm「シャークん」
しかし、またもやスマイルが俺に話しかけた。
Sh「…何?」
冷たい視線をスマイルに送る。…正直こんなことしたくないから話しかけて欲しくないのに。
なんで今日は2回も来るんだと思いつつ、そのままさっと立去る。
つもりだったが…
Sm「先々週の金曜日の体育」
Sh「!!!」
俺はその言葉につい反応してしまい、スマイルの方を向いてしまった。
Sm「やっぱりなんかあったんだ。俺あの時の記憶が全くないんだけど、シャークんなんでか知らない?」
記憶が無いのは俺のせい。だが、勿論思い出されては困るから適当に誤魔化すことにした。
Sh「さあ。俺は真面目にバトン練習してたから知らないよ」
俺がそう言った途端、スマイルはニヤリと笑った。
Sm「へーおかしいな?きりやんの話によると、俺が怪我してシャークん連れていったらしいんだが」
Sh「……何が言いたい」
俺は警戒をしながらスマイルを見てそう聞く。
Sm「…その時、何か俺が悪いことをしたなら教えてくれ。意味も知らずに毎日避けられてる状況、俺は凄く辛い……」
そう言うスマイルの目には涙が溜まっていた。
…そんな顔しないでくれ
これはお前のためにもやってるんだ
俺だってスマイルの事避けたりしたくない
ずっと喋って、たまにからかって笑い合う。そんな楽しい事を俺もしたいのに…
Sm「辛いことがあるなら俺に話してくれ」
こっちに来ないでくれ
Sm「俺はどんなシャークんでも受け入れる」
吸血鬼と人間は相容れない存在
Sm「俺はシャークんの事が____」
ダメだ…我慢できない……
Sh「ごめん」
「危ない!!!」と何処から聞こえる声を最後に、俺の意識は無くなっていた。
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リリルル(プロフ) - すみれいんさん» 刺さったようなら良かったです〜結構設定モリモリで気に入ってるのでそう言って貰えて嬉しいです。ありがとうございます (2022年9月15日 22時) (レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - これは、私に刺さりましたありがとうございます。 (2022年9月7日 22時) (レス) @page47 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - すみれさん» 応援の声ありがとうございます!頑張ります…! (2022年8月10日 21時) (レス) id: a008865ebf (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - とても好きです 続きまってます (2022年8月10日 14時) (レス) @page38 id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 気長に待ってます!いつでも戻ってきてください (2021年8月20日 21時) (レス) id: 010bbf0ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリルル | 作成日時:2019年10月10日 23時