【坂長短編集】

無理すんなよ…11 ページ21

【坂本side】

マ「坂本さん。着きました。」

坂「お。ありがとう。」

マ「長野さんのことよろしくお願いします。」

坂「おう。おつかれ。」

(バタン)

(ガチャ)

坂「おじゃましまーす」

(ガチャン)

坂(よし、ひとまず長野を起こす……いや。
寝かせておこう)

そう思い、寝室のベッドへ長野を運び寝かせた。

俺はどこで寝ようか考えていると……

長「……んー？」

長野が起きて

長「あぁ。坂本くん…？おはよぉ〜」

と、ふにゃふにゃの可愛い笑顔で言った。

坂(ヤバい。可愛い///)

俺はそう思いながら

坂「おはよ。まだ完全復活してないんだから
寝てていいぞ？俺はソファーとかで寝るから」

と、長野の頭を撫でながら優しく言いきかせた。

でも長野は

長「やだー。坂本くんと一緒がいいー!」

と、頰をふくらませて拗ねながら言った。

坂(なんでこんな素直なんだよ…。
こいつどれだけ抱え込んでたんだ….?)

坂「わかったよ。隣入るぞ？」

(モゾモゾ…)

長「坂本くんあったかい〜♪ぎゅーってして？」

坂(もしかして甘えてるのか。じゃあたっぷり
甘えさせてあげないとな)

坂「はいはい。」

(ギューー)

長「ありがとぉ♪おやすみぃ……zzz」

長野、これからはこんなに溜め込むなよ？
と、思いながら俺も眠った。

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