セブルスside ページ39
『はー…あったかー…』
スネ「火が暖かくないわけないだろう？ついに一般的な常識までも分からなくなったか？」
小さく丸くなって、暖炉の前でうずくまるメア。
可愛い、なんて柄でもないことを思いつつ、冷たくあしらう。
『そうやっていちいち文句をいわ…なっ！？』
スネ「吾輩には、人肌の方が暖かく感じるのだがな。」
『ちょっ…セ、ブ…？』/////
無意識。
寒さで目が眩み、腰に手が回し密着する。
なぜか吾輩は、後ろから、抱きついた。
顔をリンゴのように赤くさせるメア。
肩に頭を乗せ、ぐりぐりと頭をおしつけると、そのまま頬へと擦り寄った。
『どうしたの…？セブ。くすぐったいよ』/////
スネ「…あぁ。一体どうしてしまったのだろうな。吾輩は…」
ふと、甘えたくなった。
この優しさに。この愛しさに。溺れたくなった。
＿トクン
『っ！』
誰のかもわからない心臓の音。
＿トクン
嗚呼メア。そんなふうに胸を高鳴らせないでくれ。
＿期待してしまうだろう？
ｶﾞｸｯ
『へっ？』
スネ「………」
『…セーブルース？』
スネ「…………」
ふと、眠気に襲われた。
あまい空気と暖かいメアの体温に身を任せ、力を抜く。
起きようとも思ったが、戸惑っているメアの反応を楽しむため、しばらくそのままにしていた。
『…寝たフリとか悪趣味よね』
スネ「…なぜバレた？」
『セブが寝るときもーちょい可愛い顔してる』
スネ「…」
吾輩はいつの間にか、ここまでこいつにスキをみせていたか…
『うそ。勘。』←
スネ「失神の呪文をかけられたいのか？」
『ひゃーこわいこわい。』←
そして、沈黙。
不思議と気まずくはなかった
引き寄せられたみたいに
吾輩の身体はメアの方へと寄っていき、
メアもまた、吾輩へ近づく。
メアの瞳が、吾輩を移す。
お互いの吐息が混ざる。
メアの腰に手を回す。
吾輩の首にメアの手が回される。
＿＿吾輩たちの影が重なり合う
瞬間、誰かが部屋をノックした。
『っ…！！』
スネ「………いいところで…。棚の後ろに隠れていろ。」ﾎﾞｿｯ
スネ「誰だ」
ハー「グレンジャーです」
Ms.グレンジャー？
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めあ(プロフ) - 猫好きさん» ほんとですか笑嬉しいですが心配です笑これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願いします。 (2019年8月24日 21時) (
レス) id: 90399cccd7 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - リアルで叫んでしまって親に変な目で見られるという定番を起こしてしまいましたどうしよう() (2019年8月20日 20時) (レス) id: 8c7172726c (このIDを非表示/違反報告)
エトーカ(プロフ) - めあさん» ごめんなさい名前じゃなくて苗字でした！ヴァージンって所謂処女って意味があるので…試してみてください！ (2018年5月23日 15時) (レス) id: 63aaeb6f7a (このIDを非表示/違反報告)
めあ(プロフ) - エトーカさん» ありがとうございます！！変えて試して見ます！御迷惑おかけして申し訳ありません。これからもよろしくお願いします！ (2018年5月23日 15時) (レス) id: 543aaa1f60 (このIDを非表示/違反報告)
エトーカ(プロフ) - R指定フラグに関してですが、おそらく夢主ちゃんの名前が引っかかっているのではないかと思います。他にそれらしい単語もなかったので… (2018年5月23日 10時) (レス) id: 63aaeb6f7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2018年5月17日 7時
