4 ページ29
警察庁にて…
「降谷!最近どうだ!娘さんと仲良くなれたか?」
「部長!いやー…仲良しまではまだいけてませんが…一時期よりかは仲良くなりましたよ!」
俺はかつて話を聞いてくれた安井部長と話をしていた
「でも降谷ん所の娘は今年で高校生だろ?大変だなぁ」
「いや〜、そうでもないですよ。しっかりしててくれて助かります」
「いや、それはいいだろうけど…大抵高校って弁当だろ?」
一瞬静かな沈黙が二人の間を流れた
「…え?」
「お?その顔は知らなかったようだな!購買や食堂がある学校もあるけど、それだけだとやっぱり体調崩したりする子もいるみたいだぞ?」
「……帝丹高校って食堂ありますかね?」
「いや、あそこは弁当だ。うちの次女が通ってるがなぁ……ちなみに購買はあるぞ」
「ああああーっ!!確かに俺らの時も高校って給食なかったですよね…」
降谷の唸り声が警備局警備企画課に響いた
「あれ?お帰り。早かったね」
門限のギリギリまで若奈の家にいて、ほぼピッタリに家に着いた。すると父親と玄関でばったり会った。鍵を開けて部屋に二人で部屋に入る。
「ただいま…ちょっと確認したいことがあってね」
「ふーん…あ、今からご飯作るからちょっと待ってて。先にお風呂はいっても良いし」
「……風呂……入ってくるよ」
父親は今日、どこか元気がないようだ。怪我はしてないみたいだから体調が悪いのだろうか?それとも悩み事……?
一瞬考え込んだが、ポーカーフェイスな所もある父親のことが分からなく、すぐに考えることをやめた。ご飯を作ろう。おばちゃんにお裾分けしてもらった煮物を温めて、生姜焼きと味噌汁を作る。中学校の時は料理をする機会が少なかった。でも卒業してからは自分でする時が増えて、スキルが大分上がった気がする。今の私を見たらお母さん、びっくりするだろうな。そうだ!今度お墓に行って伝えてこようかな…料理が完成する頃にパパはお風呂から出てきた。
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
絵理奈(プロフ) - コナン(新一)、昴さんとか出さないのですか?コナンだと、まさかっ組織の残党!?って思考になって (2019年8月20日 9時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
桜山 もち丸(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます!文を大幅に変えた際に直させていただきました! (2019年5月8日 21時) (レス) id: b371b1aeb6 (このIDを非表示/違反報告)
闇病み(プロフ) - 30ページで泣いた。感動する。降谷さあ''あ''あ''ん頑張ってくださいいいい更新頑張ってください! (2019年5月8日 16時) (レス) id: edc146277d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 3話の最後のページに誤字がありました。「勝っていた犬」ではなく、「飼っていた犬」です。 (2019年4月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜山 もち丸 | 作成日時:2018年10月3日 22時