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「任務...そろそろ、終わる」
善逸、来てくれるっていってたよね。
今、私の感覚でいうと夜頃。
「Aちゃん!ごめんね、遅くなった」
「善逸!」
「今日は晴れてるから、星が綺麗だよ」
優しい声で言う善逸、任務のことも話してくれて、とても楽しくて、一番幸せな時間だった。
「善逸は、ねず、こ?さんが、好きなの?」
ただ、気になっていた。
違ってほしかった。
「え!?えへへ、分かっちゃうかなぁ?」
「っう、うん」
そうだよね...そりゃあ、うん。
今までの話を聞いていても分かっていた、でも、少しの希望を持っていたかった。
「善逸、その子に会ってこなくていいの?その子も待ってるだろうし...私も、目が見えないのは慣れてきたから、そんなに気にしなくて平気だからさ」
本当は善逸も気づいているだろう、耳がいい善逸は人の心も読めるといっていた。
それでも、知らないふりをしてくれていた。
「ありがとう、善逸」
「...うん」
*
「今日も、空は曇っていて見えない」
君がいないと、私は何も見えません。
※※※
たまには悲恋も
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亜玖海 - 有一郎の最初のが、がかになってます! (6月8日 0時) (レス) @page21 id: 3c90fddeae (このIDを非表示/違反報告)
春雨(プロフ) - 美桜さん» 嬉しいです!有難うございます。いつも読んでくださりありがとうございました。 (2020年4月22日 14時) (レス) id: 92e1c685c1 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 春雨さん» ありがとうございます。話良かったです。完結お疲れ様です。今まで書いてくれてありがとうございました。 (2020年4月22日 9時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
春雨(プロフ) - 美桜さん» すいません!スマホは一応返してもらえました。自給自足と書かれた所を消して書きたいと思います。 (2020年4月21日 15時) (レス) id: 92e1c685c1 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 春雨さん» リクエストしたのですが書かれていません。でも完結したのでしたら無理ですよね。春雨さんのスマホ事情がありますし。一応知らせました。 (2020年4月21日 15時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春雨 | 作成日時:2020年1月2日 20時