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次の日の朝。
「なぁオカン」
「あらおはよ？どしたん？」
「今日私がお弁当作ってええ？」
まだちゃんとは話せないかもだけど謝りたい...
それにアイツにお礼したい...
「あらあら笑じゃあお願いするわ」
「あといらないお弁当箱ない？」
「お父さんのでよければ使ってええよ？」
母からお弁当箱を受け取り私のとにいちゃんのとアイツの...流星の分のお弁当を作る。
なんでこんなに緊張するんやろ...
「なんかいいことあった？」
「べつにっ...」
「ふふ、私はそろそろ仕事いってくるな？」
オカンはニヤニヤしながら仕事にでてしまった。
さくっとお弁当を仕上げる。食べてくれるやろうか...
一枚のメモを取り出して今の思いを全部こめる。
「あれ、もうこんな時間や」
そろそろ学校に行かなきゃと準備をする。
「おはよう...ってオカンもう仕事いったんか」
う、お弁当渡さな...
「あ！重子！流星と付き合ってるんか？？」
「ちょっ、つ、付き合ってへんから！てあにいちゃんはには関係あらへんし」
「し、心配なんよ？あいつヤンキーやし...俺みたいな奴と関係もったらまた....」
にいちゃん....
「もう...わかってるっ！ほらこれあげるっ」
お弁当箱をにいちゃんに押し付ける。
「わわっ、なんや？って弁当？」
「食べたかったら食べて.....。じゃあ私学校行ってくる」
私はにいちゃんに弁当を押しつけてそのまま家を出た。
渡せてとりあえず一安心した。
っと学校の前に...あいつか
私はあいつの学校に向かった。あんまり治安が良くないから行きたくなかったけど...
「流星...来るかな」
よく考えたらアイツヤンキーやしまともに朝から来るか？
そんなことを思いながら待っていると
「あれれ？重岡ちゃんやん」
「あ、小瀧。流星は？」
「え、あぁ。流星は朝弱いから遅刻って....流星？」
やばっ...やらかした。
「なんや！2人ともいい感じになっとるやーん」
小瀧はニヤニヤしている。
「うっさい！とりあえずこれ...あいつに渡しておいてや」
「もしや手作り弁当！？なんや羨ましいわー」
顔がうるさいぞ小瀧。
「私行くから..よろしく」
まったく小瀧め....
終わり
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作者名：葵 | 作成日時：2020年3月18日 22時
