今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:201 hit
小｜中｜大
P.1 ページ2
「の… …き」 「 …ざき 」 「おい！ 野崎！」
A「はい！」
少し高いけどしっかりと男の人とわかる声が響き渡り、自身の名を呼ばれる。
怒声に驚き背筋が伸びる。冷汗とともに
「野崎ぃ そんなに先生の授業はつまらないか？」
笑顔を浮かべながら少しピリついた空気を感じる
A「いいえ！先生の授業は面白いと思いますが、数学の方が私のことを嫌い夢の世界へ導いているのだと思います！」
これは何度目の質疑応答だろう。一種のコントとさえクラスの中ではなっている。
「そうかそうか。では数学に好かれ、夢の世界に連れていかれないように先生とマンツーマンでお勉強会すか？」
それは勘弁！
などと日常が繰り返す。そう夢も目標もなく平穏でただ楽しい日々コレがいい、この日々だけを、
そう思っていたはずなのに高校2年1学期が終わりにが近づいてきた夏に私は平穏を捨て始める
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Tyasuzu | 作成日時：2022年1月7日 21時
