116編集済 ページ19
窪谷須side
あのあと結局2人で無断早退した訳だが…
まさかAの家に来るとはな…
親とかいるといけねえし、しっかり挨拶しないとな！！
「お、おじゃまします！！」
「そ、そんな畏まらなくてもいいよ！笑 親今いないし…」
いなかったのかよ…
「そ、そうか。でも挨拶とかしねえで勝手に入っていいもんなのか？」
「大丈夫だから玄関で立ち止まらないで入っていいよ！」
そう言って家の中に入れられるが、なんか緊張すんな…
「なあA、別に傷の手当なら早退しなくても保健室でよかったんじゃねえか？」
「あっいや、ほら！また黒服の人に見つかったら厄介じゃない！？だから私の家がいいかなって！」
「それもそうだな！」
確かに今の状態でもう一回黒服野郎が来たら俺もどうなるかわからねえしな…
「そ、そうだ！亜蓮喉乾いてない？私お茶とってくるから先部屋行ってくつろいでて！そこ右の奥の部屋が私の部屋だから！」
「お、おう」
Aの言われた通り右の奥の部屋に入る。
すると中はきちんと整理された棚に、白とピンクで統一されてる清潔感のある部屋、まあなんかボロい猫の人形はあるが綺麗な部屋だった。
いやまて。部屋に入ったのはいいが、くつろげっつってもどうすりゃいいんだ…？
人の部屋って勝手に座っていいもんなのか？
つーか女の部屋とか初めて入ったし、どこ座っていいかわかんねえ…！！
それよりこの部屋すげえいい香りすんだよな…ってかAの匂いがすｒ(「ごめん！今麦茶しかなくて…」「うおぉ！！？」
いきなり入ってくるもんだからビビっちまったじゃねえか！！
「わ！びっくりした〜。そんな驚かなくてもいいのに笑」
麦茶を机の上に置いて俺の隣に座るA。
やべえ。今って2人っきりだよな。
しかも部屋で2人っきりって…この状況めっちゃ緊張する…！！
「亜蓮…？座っていいんだよ？笑」
「あ、ああ…！」
「亜蓮、あのね…」
そう言ってソワソワし出すA。
な、なんだ！？
あれか？！アレなのか！？
いや、でも早くねえか！？
ま、まあでも、Aがそこまでって言うなら期待に応えねえと…
ー亜蓮、私、もう我慢できないの…！ー
って！！いや俺は何考えてんだ！！
「気合いが足りねえぞコラァァ！！」
「亜蓮！！？？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つなまよ(プロフ) - 甘々な窪谷須が好きすぎます…マジで更新楽しみにしてます！！！ (2023年4月17日 20時) (
レス) @page33 id: aacf52a0b3 (このIDを非表示/違反報告)
Lily - 更新楽しみにしてます！！！！！！ (2022年12月30日 14時) (レス) @page33 id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 今まで読んできた中でトップを争うレベルで面白いです…続きが気になりすぎて…₍ᐢ •̥ ̯ •̥ ᐢ₎ (2022年8月14日 0時) (レス) @page33 id: a91d046199 (このIDを非表示/違反報告)
れー - 窪谷須亜蓮推しだったので、きゃぁーーー！ていう感じです私w更新楽しみにしてます頑張って！！！ (2021年9月5日 23時) (レス) id: b5e633d6ad (このIDを非表示/違反報告)
れみる - すごいです！面白いです！！！最近見始めましたが、毎日の励みになってます(*><*)更新頑張ってください！応援してます！ (2020年7月19日 22時) (レス) id: cbefceafd6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆん | 作成日時：2019年12月27日 23時
