トリップして元ヤンと恋に落ちました。2

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窪谷須side




まさか飲み物買いに行ってる短時間で軟派にあってるとは思わなかったな…


まああいつ今日はいつもと違って大人っぽいし、なんならめちゃくちゃ綺麗だし仕方ねえか……じゃねえ！！


あのチャラ男今にも仲神に触ろうとしてんじゃねえか！！


とりあえず触ろうとした野郎からワンパンでぶっ飛ばした。


「何しやがるこの中分けめがね！！！」


「あ？何してんだはこっちのセリフなんだよ。てめえの腰も粉砕して歩けなくしてやろうか？あぁ！？」



男二人を追い払い、仲神に駆け寄る。


「大丈夫か仲神！あいつらにどっか触られてねえか！？」


「ううん、平気だよ！窪谷須くん、いつも助けてくれてありがとう…！」


「いや、こんなの当たり前だろ。好きな女守らねえ男なんかいねえしな。」




……はぁ！？


俺今なんつった！？


いや、こんな言い方遠回しで告白してるようなもんじゃねえか…！！



「く、窪谷須くん？」


仲神も困ってるな…

マジで何口滑ってんだよ…！！


だがもう言っちまったもんは仕方ねえ。
変なタイミングにはなるが、男らしくビシッと言ってやんぜ…！


「こんなタイミングでわりいな。

本当はもう少し見計らってから言おうとしたんだけどよ。

今言わせてくれ。」


仲神と目を合わせて呼吸を整える。








「好きだ。仲神。俺と…付き合ってください。」

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