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貴方side




窪谷須くん、今、なんて言った…?


わ、私の事好きって言った…?



「く、窪谷須くん?」


すると窪谷須くんは買ってきた飲み物を私の隣に置き、座ってる私の目の前に屈んで話し出した。


「こんなタイミングでわりいな。

本当はもう少し見計らってから言おうとしたんだけどよ。

今言わせてくれ。」


真剣な窪谷須くんの吸い込まれるような目に私は視線を全て奪われる。


高鳴る胸を抑えながらじっと見つめあって数分、窪谷須くんが口を開いた。







「好きだ。仲神。俺と付き合ってください。」








うそ、私今夢見てるんじゃない…?

私は窪谷須くんと両思いってことでいいの?

やばい。嬉しすぎて涙出てくる…っ



「困らせるようなこと言ってほんとすまねえ。お前他に好きなやついるもんな…」


「う、ううん。嬉しいの…!それに他に好きな人なんて居ないよ!だって私の好きな人は窪谷須君だもん!」



涙を拭いながら窪谷須くんに返事をすると、窪谷須くんは顔を真っ赤にさせた。



「え、それまじ?」


「まじだよ!だから嬉しい…!私で良ければよろしくお願いします!」


腰が抜けながらも深くお辞儀をする。


「仲神じゃないとダメだ。俺、少し重いかもしんねえけど、改めてよろしくな。」


「うん!こちらこそ!」



こうして少し変なタイミングではあったけど付き合うことになった。



まあでもなんだかこういうの私達らしくてこれはこれでいいなとも思った。









そして私達は後半恋人として遊園地をまわり、窪谷須くんは私を家まで送ってくれた。



家の前につくと、窪谷須くんが帰り際「じゃあまたな、仲…A」と言ってきた。





ぐっっっはぁぁあ!!?名前…!!!?

いやいやいや!!いきなりの名前呼びはずるいよっっ!!

こういう時って私も名前で呼んだ方がいいのかな…

私だけ呼ばれるのはフェアじゃないしね…




「じゃあまた合宿で会おうね!あ、亜蓮!」


そう言うと窪…亜蓮は顔を真っ赤にさせて帰っていった。


うむ。かわいい…



亜蓮が見えなくなるまで見届け、私も家の中に入ると私の顔がにやけてたのか、お母さんに「A!?顔溶けてるわよ!!??」と心配された。

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設定タグ:窪谷須亜蓮 , 斉木楠雄のΨ難 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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ゆん(プロフ) - Myu.さん» コメント有難うございます!最近は少し遅めになってしまっていますが、まだまだ更新し続けるつもりですので、よろしくお願い致します。 (2019年12月20日 9時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
Myu.(プロフ) - コメント失礼します。占ツク自体久し振りの浮上となり気になる小説を探していた所この作品と出会い、完結していなかった為もしや良くあるお蔵入りパターンかな…と思いきや現在進行形で更新されている作品だと気付きとても嬉しく思いました。頑張ってください。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: a5e761f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - sen000さん» 有難うございます。これからも更新頑張らせて頂きます!失礼します。 (2019年12月5日 21時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
sen000(プロフ) - 珍しいトリップ夢で文章も読みやすく、続きが非常に気になる作品です。次の更新も楽しみにしてます! (2019年12月5日 11時) (レス) id: 3519034d49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆん | 作成日時:2019年12月3日 15時

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