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貴方side
そしてとうとう2日がやってきた。
私は起き上がり、時計を見て硬直する。
只今の時刻、8時15分…
「……寝坊したぁっ！！！」
ドタドタと騒がしく支度を始めると、タンスに小指をぶつけて時間をまたロスさせる。
「く…っ。早めに起きてメイクとか髪巻いたりとか、とりあえず身支度に気合いいれようとしてたのに…！！」
何が早めに集合したいだよ！？
何が寝坊しないでね☆だよ…！
「とりあえずマッハで身支度じゃ馬鹿野郎！！！」
急いでメイク、髪、着替えを終え、家を出ると時刻は8時45分だった。
「な、なんとか間に合う！！」
この準備の速さに我ながら関心した。
駅に着くと窪谷須くんが改札のあたりで待っていてくれていた。
うう。早めにしてって言ったから早めに来てくれたんだ…申し訳ない…
「窪谷須くん！おはよ！遅くなってごめんね！」
はわわ〜窪谷須くん私服だ〜！！
かっこいいよ〜！！
窪谷須くんの前に立つと窪谷須くんは目を丸くした。
「え、仲神…か？」
「へ？そうだけど…」
なぜそんなに驚いているのだ…
「なんかいつもと雰囲気違くて一瞬分からなかったぜ」
「そう？あ、でも髪巻いたり、メイクしたりとかしたからかな！」
「いつもはしてなかったんだな、メイク。」
そう言ってマジマジと顔を見られる。
緊張するので今すぐやめて頂きたい…！
「いつもは本当にうすーくだよ笑」
そう言って顔を俯かせると窪谷須くんは気まづそうに話を続ける。
「その、なんか、あれだな。」
「え、なに…？」
もしかして、巻き髪好きじゃなかったのかな！？
それかメイクケバかった…とか！？
「いや、今日の仲神………ぃなって…。」
肝心なとこ全っ然きこえない！！
似合わないとかだったらどうしよう！？
「ごめん、全然聞こえなかった」
そう言うと窪谷須くんは顔を真っ赤にさせて
「〜っ！ ったく。早く行かねえと遅れるぞ！」
と言って私の腕を引っ張って改札に向かった。
「あ！そうだった！早く行かなきゃね！！」
でも、窪谷須くんは一体何を言おうとしてくれてたんだろう…
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ゆん(プロフ) - Myu.さん» コメント有難うございます！最近は少し遅めになってしまっていますが、まだまだ更新し続けるつもりですので、よろしくお願い致します。 (2019年12月20日 9時) (
レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
Myu.(プロフ) - コメント失礼します。占ツク自体久し振りの浮上となり気になる小説を探していた所この作品と出会い、完結していなかった為もしや良くあるお蔵入りパターンかな…と思いきや現在進行形で更新されている作品だと気付きとても嬉しく思いました。頑張ってください。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: a5e761f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - sen000さん» 有難うございます。これからも更新頑張らせて頂きます！失礼します。 (2019年12月5日 21時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
sen000(プロフ) - 珍しいトリップ夢で文章も読みやすく、続きが非常に気になる作品です。次の更新も楽しみにしてます！ (2019年12月5日 11時) (レス) id: 3519034d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん | 作成日時：2019年12月3日 15時
