トリップして元ヤンと恋に落ちました。2

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窪谷須side




俺が仲神と話してると、夢原がちょっかいをかけてくるから大人しく席に戻ることにした。

すると夢原と話し終わった仲神が気まずそうにこっちに来た



「話し終わったのか？」


「う、うん！ちょ、ちょっとね〜」


そしてさっき夢原から貰ってた物を後ろに隠したのを俺は見ていた為、さっき何を貰ったのか聞くと「ぽぉぉ！？」と訳の分からない返事をされた。


「ぽお？どうしたんだよ仲神笑」


ほんとこいつみてんの飽きねえな〜なんて考えてると急にドンッと2枚のチケットを机に置いてきた。

何かと思えば遊園地のチケットだった。



「は、はは8月2日、こ、ここ行こ！！」


お、おう。
勢いが凄すぎて思わず後ずさったじゃねえか


「なんだそんなことかよ笑 じゃあ予定空けとくわ。」


「う、うん！あとで連絡先教えてね！」


「おう。」


そう言うと仲神は「じゃあ私、知予のとこ行ってくるね！」つって夢原んとこに行っちまった。








…いや、平然装ってＯＫしたけどよ…

これって「デート」ってやつじゃねえか…！？

学校帰りに寄り道とかは結構してたが、休日に二人っきりでこんな所出かけるって明らかデートだろこれ！！

こ、こういう時ってどういう感じで行きゃあいいんだ…？



そうこう悩んでると廊下の方から照橋さんの悲鳴が聞こえた。


すると同時に男子共が全員廊下に出てった。
これもまたすげえ勢いだったな…


俺も気になり廊下に出てみると、灰呂と仲神も廊下に出ていた。

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