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貴方side
「んで、急に話しかけてきてどうしたの?」
知予はそうそう!と言って遊園地のチケット2枚渡してきた。
どうやら海藤くんを誘おうとしたらしいが、ちょうどオカルト部の合宿の日程と被ってしまったため行けなくったらしい。
すると知予はコソッと私に
「だから、窪谷須くんと2人で行っておいで♡」
と言ってチケットを渡してきた。
「知予…」
私が誘えるわけないじゃないかぁぁ!!!
「あとはAが頑張るんだよ!!」
そう言って海藤くーん♡といつもの通り海藤くんの元へ行ってしまった。
あ、やば。窪谷須くん空気にしちゃった。
窪谷須くんの方に体を向けるとつまんなそうに頬杖をついて席に座っていた。
「話し終わったのか?」
「う、うん!ちょ、ちょっとね〜」
ど、どどどうしよう。
渡すなら今?!
いや、周りに人も結構いるし、だからといって後に回すと…(「さっき夢原に何貰ったんだ?」
「ぽぉぉ!?」
やば!変な声でた!
考え事してる時に話しかけられると変な声出るの辞めたい…
うう。もういい!焦れったいのは辞め!!
「ぽお?どうしたんだよ仲神笑」
ドンッとチケットを机に置くと窪谷須くんがビクッとした。
「は、はは8月2日、こ、ここ行こ!!」
窪谷須くんは、なんだそんなことか〜的なノリで了承してくれた。
案外軽かった。
…私の勇気を返せ!!!
この状況を見ていた照橋side
(A…。誘い方が恐喝してるみたいだったわよ…。はっ!そんな事より私も斉木を探しに行かないと!!)
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ゆん(プロフ) - Myu.さん» コメント有難うございます!最近は少し遅めになってしまっていますが、まだまだ更新し続けるつもりですので、よろしくお願い致します。 (2019年12月20日 9時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
Myu.(プロフ) - コメント失礼します。占ツク自体久し振りの浮上となり気になる小説を探していた所この作品と出会い、完結していなかった為もしや良くあるお蔵入りパターンかな…と思いきや現在進行形で更新されている作品だと気付きとても嬉しく思いました。頑張ってください。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: a5e761f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - sen000さん» 有難うございます。これからも更新頑張らせて頂きます!失礼します。 (2019年12月5日 21時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
sen000(プロフ) - 珍しいトリップ夢で文章も読みやすく、続きが非常に気になる作品です。次の更新も楽しみにしてます! (2019年12月5日 11時) (レス) id: 3519034d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆん | 作成日時:2019年12月3日 15時