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窪谷須side
仲神の荷物を持ち、保健室のドアを開ける。
「失礼します。仲神さんの荷物もってきました。」
するとまたあの先公がいた。
次同じ顔したらぶっ殺してやるからな。
「ありがとう。今ちょうど目を覚ましたところでね、彼女熱もあるみたいだから親御さんに連絡しに行かないといけないの。その間ちょっとこの子の様子見ててもらってもいいかな?」
そしてベッドのカーテンを開けると仲神と目が合った。
その後、すれ違いざま先公に小声でファイト!と言われたが無視した。
「大丈夫か?仲神」
「う、うん!まあなんとか!」
ベッドに腰掛けてる仲神は元気そうで安心した。
「ほら、これ照橋さんに渡されたから持って来といたぞ。ここ置いとくからな。」
机に荷物を置いて椅子に座ると
「窪谷須くん、授業戻らなくて平気なの?」
と心配してきた。
俺のことより自分のこと心配しろってんだ。
「ああ、ダリいし俺もサボるわ。しかもさっき様子見とけって言われたしな」
まあ本音を言えばお前ともう少し一緒にいたいってのもあるが、これは言わないどく。
「そっか、ありがとう!」
「おう。」
あれから数十分が経った頃、あの先公が保健室に戻ってきて、親と連絡がついたことを聞くと仲神は早退していった。
ちょうど6限も終わる頃だし、俺も戻るか。
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ゆん(プロフ) - Myu.さん» コメント有難うございます!最近は少し遅めになってしまっていますが、まだまだ更新し続けるつもりですので、よろしくお願い致します。 (2019年12月20日 9時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
Myu.(プロフ) - コメント失礼します。占ツク自体久し振りの浮上となり気になる小説を探していた所この作品と出会い、完結していなかった為もしや良くあるお蔵入りパターンかな…と思いきや現在進行形で更新されている作品だと気付きとても嬉しく思いました。頑張ってください。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: a5e761f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - sen000さん» 有難うございます。これからも更新頑張らせて頂きます!失礼します。 (2019年12月5日 21時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
sen000(プロフ) - 珍しいトリップ夢で文章も読みやすく、続きが非常に気になる作品です。次の更新も楽しみにしてます! (2019年12月5日 11時) (レス) id: 3519034d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆん | 作成日時:2019年12月3日 15時