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窪谷須side
次の日学校に着くといつも通りの教室だった。
ただいつも通りじゃないのは海藤…いや、瞬と前よりも親しくなれたこと、あと…
「く、くく窪谷須くん!!お、おはよ!!」
こいつが異様に動揺してくることだな。
「なに動揺してんだよ。顔も赤いし熱でもあるんじゃねえの?」
そう言って仲神の額に手を当てるともっと顔を赤くさせて席に戻っていった。
瞬の次は今度はあいつか…
まあでも、いくら好きな女とはいえ、まだ付き合ってもねえのに抱きしめたのはちょっとやりすぎたのかもな…
あとで謝っとくか。
そんなことを考えてると瞬が話しかけてきた。
「なあ亜蓮。仲神なんか様子おかしくないか?」
そう言って瞬が指さした方には机に項垂れてる仲神の姿があった。
「さっき話しかけてみたのだが全く応答がなくてな…」
俺が話しかければ反応するかもと瞬に言われて背中を押されたが、俺が行く前に夢原が仲神に話しかけに行っていた。
そして次の言葉に耳を疑った。
「よ!恋する乙女〜!!」
「わわ!!大きい声で言わないでよ!!知予のばか!!」
は?仲神も好きなやつ居んのか…?
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ゆん(プロフ) - Myu.さん» コメント有難うございます!最近は少し遅めになってしまっていますが、まだまだ更新し続けるつもりですので、よろしくお願い致します。 (2019年12月20日 9時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
Myu.(プロフ) - コメント失礼します。占ツク自体久し振りの浮上となり気になる小説を探していた所この作品と出会い、完結していなかった為もしや良くあるお蔵入りパターンかな…と思いきや現在進行形で更新されている作品だと気付きとても嬉しく思いました。頑張ってください。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: a5e761f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - sen000さん» 有難うございます。これからも更新頑張らせて頂きます!失礼します。 (2019年12月5日 21時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
sen000(プロフ) - 珍しいトリップ夢で文章も読みやすく、続きが非常に気になる作品です。次の更新も楽しみにしてます! (2019年12月5日 11時) (レス) id: 3519034d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆん | 作成日時:2019年12月3日 15時