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ゆうside
− 1年前 −
手をガッシリと繋いでクラブに入った私達。
音楽がガンガン鳴り響いてる箱の中。
想像通りのパーリーピーポーさん達がわんさか。
クラブの両サイドには２つの螺旋階段があって、
その階段に挟まれたバルコニーのようなスペースも。
そんなに広くはないけど、
ここでイベントとかするのも良いかも…。
あ、やばい、職業病が出ちゃってた。
まい「ねえ、ゆう！ドリンク券、交換する？」
ゆう『うーん…でもあっちいっぱい人いるよ？』
まい「うん…。でもまい喉かわいちゃったの。」
ゆう『ん〜、だめ。壱馬くんに怒られる。ごめんね？』
ドリンク飲めなくてシュンとするまい。
でも、よしよしって頭を撫でたら少し笑顔になった。
可愛いかよ。
こりゃ壱馬くんもデレッデレになるわ。
ゆう『コンビニでミルクティー買ってきたけど嫌？』
まい「え、まいの好きなやつじゃん！」
ゆう『そうだよ、まいに買って来たんだもん。』
まい「え〜ゆう〜！大好き！」
好きなミルクティー貰っただけで
喜んでギュ〜って抱きついてくるまい。
何回も言うけど、可愛いかよ。
こりゃ壱馬くんもデレッデレになるわ。
私もこんな女の子になりたかったな〜。
…なんて思って、でもこれは結構本音かもな。
ゆう「まい、真ん中の最前列誰もいない！」
まい「本当だー！行こ！行こ！行こ！」
ゆう「終わっても手離したらダメだからね？」
まい「うん！！」
あ、そういえばさっき貰ったフライヤー見てなかった。
貰った後すぐにバッグに閉まってたから忘れてた。
まだ時間あるし見てみよっかな〜。
まい「あ、壱馬からLINEきた！」
．
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年1月14日 21時
