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− 37 − YAMASHO ページ41
彰吾side
− 1年前 −
ステージ裏から出てきたら、
ステージの真ん前で強めに抱きつかれとる女1人と、
強めに抱きついとる女1人。
その背後には立ち止まっとる壱馬がおる…。
このカオスな空気。
…え、何が起こったん？
気づいとらんふりしてそっと遠めに壁際を歩いて、
階段上のバルコニーにあるバーカウンターに向かう。
彰吾「LIKIYAさん、お疲れっす〜。」
LIKIYA「お〜。やましょーお疲れ〜い。」
彰吾「めっちゃ楽しかったっす。」
LIKIYA「バチバチかましてたもんな。」
彰吾「まぁ〜そうっすね。(笑)」
ニヤっと含み笑いでLIKIYAさんが俺の目を見つめてる。
彰吾
「LIKIYAさん、打ち上げ参加できそうっすか？」
LIKIYA
「当たり前だろ。(笑)
片付けてそのまま一人で帰るとか寂しすぎるだろ。(笑)」
彰吾
「いや、そうっすけど。(笑) めっちゃ嬉しいっす。」
LIKIYA
「はははっ、照れるわ。(笑)
…ところであそこの３人は何やってんの？」
彰吾
「打ち上げ参加するから待っとるみたいっすけど、
俺もよく分かんなくて。カオスっすよね。」
LIKIYA
「ちょ、やましょー様子見てきて？
気になって手止まっちゃうから。(笑)」
彰吾
「わかりました。(笑) じゃあ後でまた！」
LIKIYA
「おう！よろしくー！」
．
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年1月14日 21時
