パズルの欠片－ only one － (ページ33)

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ゆうside

－ 1年前－

『 ………………………。』

ステージが終わってもまだポカーンとしてる私。

あれ、ここは宇宙なのかな？私は宇宙にいるのかな？

あの土星の輪っか見てみたいよなぁ…。

まい
「おーい、ゆうさ～ん！(笑)」

ゆう
『えっ！あ、ごめん。どうした？』

どうやら私は地球という星に戻ってきたようだ。

まい
「あ～楽しかった。色々…。ね？(笑)」

ゆう
『 …………………………(睨) 』

まい
「え～！はははっ。何で睨むの？まじウケる。(笑)」

ゆう
『ねぇ…やめてよ…。何か正直、心が忙しい…。』

まい
「何それ、可愛い。」

ゆう
『壱馬くんもカッコよかったじゃん！』

まい
「え、壱馬くん"も"？え！え？え？(笑)」

ゆう
『あ、あれは誰だってキュンってしちゃうよ…。』

まい
「ん～それはそうかも。
　でも、正直、ゆうだったら…
　そういうの嫌がっててもおかしくないかなって。
　ゆう、女の子の顔になってたよ？(笑)」

ゆう
『え～やめて～違うもん。…え、何が違うの。何の話？』

まい
「…大丈夫？(笑) ねえ、明日の仕事どんな感じ？」

ゆう
『あー！忘れてた！ちょっと待ってね。』

携帯をチェックしなきゃ。

あの子達はお仕事終わったのかなぁ。

えっと、LINE通知が… 32件。

これはたまにあるあの子達の謎のバトルだろう。

何かしらあったのだろう。

あの可愛い男の子達4人の顔が頭に浮かんだ。

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