【鬼滅の刃】氷雪は降り積もる〜その参〜【不死川実弥】 (ページ6)

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第85話ページ6

俺は雪柱様の事を兄貴に言うか、悩んでいた。
言ってどうなる？余計なお世話じゃ？
でも、それでも俺は

玄「………ぁっ、あのっ、か……風柱様……！」
実「あ？」

言わなかったら、絶対後悔する！！
俺は任務帰りの兄貴に駆け寄る。

玄「雪柱様の事でお話が」
実「俺はねぇ」
玄「っ、これは！！雪柱様の、お命に関わる事なんです！！」
実「………なんだと？」

兄貴がグルンと振り向き、少しずつ近付いてくる。
一歩一歩近づく度に、俺は緊張で汗が出る。

実「どういう事だ、答えろ…」
玄「っ、雪柱様の使う、呼吸のことです…」

俺は少しずつ、ちゃんと、雪柱様が俺に話してくれた事を全て伝える、
話が進むのに比例して、兄貴の顔も険しくなって行く。
俺は怒られるのだろうか、なんて考えていると。

玄「これが俺の知る、全てです」
実「そうか」

それだけ言って歩き出す兄貴。

玄「ど、どちらへ？」
実「あいつの任務先だァ！！！！あの馬鹿野郎、そんな事ずっと隠していやがったのか、とっちめて言い訳聞いてからぶっ飛ばす！！！！」

あ、全然違う方向に怒ってる！！！！
そこへ水柱様が現れる。

義「待て、不死川」