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第108話 ページ29

玄「雪ノ呼吸は雪柱様の家系、尼宮家の方しか使えない呼吸。間違った呼吸法で型を使うと細胞から凍結します。しかし………っ、正しい呼吸法を使っても使い手の体温を奪います……」
実「……………は」
玄「型を使えば使うほど体温を奪う呼吸。大怪我や致命傷を受けてる時に使えばそれは…命に関わる行為になります」


だからあの時、大怪我した時に型を発動した尼宮に対して、玄弥と黄色いのは焦ってたのか。
全てに納得がいった、がそれを知った上で知りたいことが一つだけあった。


実「それについて、彼奴はなんて言ってた」
玄「………だったら、なんだと…。死ぬのはお前らじゃない、私だ。何を焦る必要があるんだ、と……。これが、俺の知る全てです」
実「そうか」


だったらなんだ、だと?


実「尼宮ァァァ!!!!」
『今度はなんだ』
実「此奴ら斬った後で言わなきゃなんねぇ事あんだよ、死んだらぶん殴る…!!!!!!」
『…わかった』


その時の尼宮が嬉しそうな顔をしていたのは、俺の見間違いかもしれない。

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設定タグ:夢小説 , 鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:あるま。 | 作成日時:2022年3月10日 11時

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