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3話 ページ3
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専門学校卒業後、先輩の紹介でこの事務所に就職した私は、最初はJrの配属だった。
あの頃は まだ私は望と付き合っていて。
だから、もしも最初からジャニーズWESTの配属にされるといわれていたら 私は別の就職先を探したと思う。
配属先が変わることもあるけど、担当の人が辞めたりしない限りは基本的に変わらない。
ジャニーズWESTの担当の人が辞める確率も、もし辞めたとしてそこに私が配属される確率も、限りなくゼロに近いと思った。
だからこそ就職することを決めたのだ。
それなのに。
別れて3年ほど経った今。
�倏杪粟菠儿� : 須藤A ジャニーズJr→ジャニーズWEST��
事務所に張り出された紙を見た瞬間、そんなことがあるのか、と思った。
低すぎる確率の中でこうなるなんてそんなことありえる？
自分の目を疑った。
何度も見直したけど、どう見てもそこに書かれているのは私の名前で。そして配属先はジャニーズWESTで。
逃げることはできなさそう。
覚悟を決めた。
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作者名：ひのりーる
| 作成日時：2020年7月26日 20時
