二百十九話 ページ8
シ+貴「！」
少年がポケットから出したのは、ファントム社のキャンディー
そのキャンディーを見て
「それをくれ！」
店にいた男性が寄って来た
「金は後で用意するから…頼む！後生だよ！！」
アバ「おい、詳しく話せ」
ーーーー
貴「坊っちゃん、あの馬車です」
店にいた男に話を聞き、この事件の関係者であろう男が乗っている馬車に乗り込んだ
馬車の運転はアバーラインに任せている
シ「我が社のキャンディーに偽装して、ドラッグをばら撒いていたのは貴様か！」
シエルは男に銃を突きつけながら言った
その男はフェッロファミリーの首領だった
男「さぁて、なんのことかな？」
シ「子供は気が短いぞ」
男「…ああ、俺だよ」
シ「スタンレンも貴様の仕業か」
男「違う。やったのはラウだ。スタンレンは俺達のスポンサーだった。奴の依頼で動いてたってのに、テメェがラウにちょっかい出しやがったからあいつが飼ってる雌虎にやられちまったよ。」
シ「チッ」
男「そういやラウの奴言ってたぜ？ファントムハイヴはもう終わりだって。だから逃げるんだとよ。スタンレンをやった時お宝を手に入れたらしいからな。」
シ「(ラウ、お前は…)」
その時、急に馬車にブレーキがかかった
貴「何事です」
扉を開け、前を見ると男の部下が数人銃を構えて立っていた
後ろにも数人…囲まれていた
貴「坊っちゃん…どういたしますか？」
シ「片付けておけ」
貴「かしこまり…アバ「駄目だ！」
貴「坊っちゃんの命令です。どきなさい」
アバ「そんなことで手を汚すな！」
貴「命令です。どかないのなら貴方も敵とみなします。」
アバ「ッ」
男「ファントムハイヴ…どんな汚い手も使う犬だと聞いていたが、この程度とはな。」
シ「そうだな、らしくないなこんなのは」
貴「(セバスチャンを呼ぶんだな…今の内に片付けよう)」
優季は一瞬で手下の方へ回った
「い、いつの間に！？」
貴「銃を構えるのなら命をかけなさい。半端な気持ちでは…すぐに終わりです。」
アバ「優季！」
シ「気安く名前を呼ばないでもらおうか」
アバ「シエル君？」
シ「ふっ…この世界にルールなど無い。あるのだとしたら、それは僕が作る。我が悪しき名において命じる、来いセバスチャン！」
シエルがそう叫んだ、数秒後
「ぐわぁぁぁ」
手下の叫び声がした
優季が馬車の扉を開けると、シエルが降りてきた
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ミネラル(プロフ) - お返事遅くなり、すみません！リクエストを書いてくれてありがとうございます！！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page45 id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
稔(プロフ) - とてもおもしろかったです！2期の方も読ませていただきます！ (2022年4月21日 1時) (レス) id: 7f76544202 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 山さん、ありがとうございます。そうですね、ちょっと感情が出過ぎてるセバスチャンですね。難しいです。読んでいただきありがとうございます！ (2021年2月6日 18時) (レス) id: f9c334bcf7 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - いやぁ…………5回ぐらい繰り返し見てますけど全然飽きないです!!!!!!!むしろ面白いのでwwwあとたまに中の人がちょっと出てきたりしてるのが面白いですwww特にセバスチャンwww (2021年2月3日 2時) (レス) id: 646bf5e0b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 悪魔さん» リクエストお願いします！夢主はバルドに誘われ、お酒を一緒に飲みます。しかし、夢主はお酒に弱く酔ってしまい、誰にも抱きつき、セバスチャンが焼きもちをやく場面が読みたいです！！ (2020年8月15日 21時) (レス) id: fe98ae1b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪魔 | 作成日時：2017年12月22日 14時
