二百三十三話 ページ27
シ「はぁ…あいつ、どこ行った…」
周りを見渡すと、近くに海が見えた
シ「海…(こんなに近くにあったのか…でも僕は見つけられなかった…一日中彷徨い歩いて…)」
シエルはその後、港近くの建物の壁によりかかり寝てしまった
貴「ここでは風邪を引いてしまいます」
セ「私達には関係のないことです。ぷにぷに」
貴「猫見つけたのね…そっちで触ってなさい」
セバスチャンをむこうに行かせると
貴「せめて風邪をひかないように…」
自分の着ていたコートをかけた
貴「不自然だけど…まあ仕方ない。明日には船に乗れるだろうしね…シエル、貴方の命が危険になったら必ず助けるから。」
そう言って、その場を去った
ーーーー
〜翌日〜
貴「無事に乗れたようですね(私のコート着てるわ…)」
セ「ええ。私達は先にロンドンへ行っていましょう」
貴「そうですね」
この二人は悪魔なので、一瞬でついてしまいます
貴「本当にやばいよね」
セ「なにがですか？」
貴「いえ、なんでも」
セ「そういえば、屋敷はどうなっていますかね？またあの方達が壊していないといいですけどね〜。」
貴「そうですね…(お屋敷は私達がこちらに来ていた間に、プルートゥが…プルートゥはあやつられているだけだけど…私は以前、プルートゥの首輪を外そうとした。あれが原因であやつられているのかはわからないけど、あの天使との繋がりはそれだから。でも、プルートゥはもの凄く嫌がって結局外せなかった…だから今頃お屋敷は…それに、今夜にでもこのロンドンヘやってくる…)」
セ「暫く時間がありますが、どうしますか？」
貴「ここでこの街を見ておきたいです」
セ「そうですか」
夜になるまで二人は屋根の上で話していた
ーーーー
〜夜〜
貴「(そろそろか…)」
セ「優季…」
貴「ええ…」
大きな足音が遠くから聞こえてくる
月光に照らされ、姿を現したのは
セ+貴「プルートゥ」
プルートゥは高い建物の上に、立つとロンドンの街にむかって火を吹いた
あっという間に炎が広がり、沢山の悲鳴が聞こえる
セ+貴「…」
ーーーー
一方その頃
シエルは船の上でアンダーテイカーと話していた
ロンドンが燃えているのを見つけたシエルは
シ「なぜお前はここに来た？」
ア「伯爵とは長い付き合いだからね〜。これだけは伝えておこうと思って。」
シ「？」
ア「さっき渡されたリストの中に、君の名前があったんだ。」
シ「！」
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ミネラル(プロフ) - お返事遅くなり、すみません！リクエストを書いてくれてありがとうございます！！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page45 id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
稔(プロフ) - とてもおもしろかったです！2期の方も読ませていただきます！ (2022年4月21日 1時) (レス) id: 7f76544202 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 山さん、ありがとうございます。そうですね、ちょっと感情が出過ぎてるセバスチャンですね。難しいです。読んでいただきありがとうございます！ (2021年2月6日 18時) (レス) id: f9c334bcf7 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - いやぁ…………5回ぐらい繰り返し見てますけど全然飽きないです!!!!!!!むしろ面白いのでwwwあとたまに中の人がちょっと出てきたりしてるのが面白いですwww特にセバスチャンwww (2021年2月3日 2時) (レス) id: 646bf5e0b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 悪魔さん» リクエストお願いします！夢主はバルドに誘われ、お酒を一緒に飲みます。しかし、夢主はお酒に弱く酔ってしまい、誰にも抱きつき、セバスチャンが焼きもちをやく場面が読みたいです！！ (2020年8月15日 21時) (レス) id: fe98ae1b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪魔 | 作成日時：2017年12月22日 14時
