三十五話 ページ38
ド「さっきからなにを気にしているのかな？」
シ「えっいや…(僕の一生が終わる！)」
ドォンッ
セ「…ここでお集まりの紳士淑女の皆様に魔術をご覧に入れましょう」
貴「(そうだった…焦りすぎて忘れてた…)」
エ「うわぁ〜」
セ「そこの貴方ご協力願えますか？」
ラウ「私かい？いいとも」
ド「手品なんか頼んだ覚えはないんだが…」
シ「(今の内だ)子爵、私達手品も見飽きてますの、だから…ね？(なにがね？だ)」
貴「(シエル可愛すぎる！)」
ド「わかったよ私の駒鳥、ユリシス」
貴「(めっちゃ鳥肌)」
ド「奥へどうぞ」
ーーーー
セ「貴方は私が中に入ったらしっかりと鎖で封をしてください。そして衣装ダンスを串刺しにするのです」
セ「見事生還して見せましょう、タネも仕掛けも御座いません。希代の魔術をご覧あれ」
ラウ「うーんじゃ遠慮なく…」
ドスッ
観客「！？(いきなり脳天行ったー！)」
ラウ「ほあああ！やあああ！あたたたた！ほあちゃあーーー！」
観客「うわああ…」
ガチャッ
セ「(ニコッ」
観客「おおー！」
観客「すごい！奇跡だ！」
マ「すごいじゃないセバスチャン」
ラウ「本当だよ、ちょっと殺っちゃったかもって思ってた」
セ「流石に少し痛かったですね、いきなり脳天から来るとは思いませんでした。私でなきゃ死んでましたよ」
ラウ「で？どういう仕掛けだったんだい？」
マ「あんたわかってないであんなに刺したワケ？」
セ「言ったでしょう、タネも仕掛けも御座いませんと…」
ーーーー
ド「これから行くところはとても楽しい、いいところだよ」
貴「シエル…ド「おっと、ユリシス。どうしたんだい？」は、離して！」
シ「(なんなんだ？この甘ったるい匂い…っ！？しまっ…)」
貴「シエル！っっ」
ド「そう、とてもいいところだよ駒鳥、ユリシス」
ド「ユリシスは惜しい…」
ーーーー
シエルside
シ『はぁ…くっあっ、いっセバッセバスチャン！』
セ『もう少し我慢してください、すぐなれます』
シ『あっでっ…ぅあ！出るって(内臓が)言ってるだろう！！』
セ『コルセットで内臓が出た女性はいませんよ』
シ『ぐっ！？』
シ「はっ！！夢か…」
ド使「次はお待ちかね目玉商品です」
裏観客 次から裏客
「おおーー！」
ド使「観賞用として楽しむも良し、愛玩するのも良し、儀式用にもはえるでしょう。バラ売りするのもお客様しだい…瞳の色は美しい空を写した海と深い緑のコントラスト」
シ「(闇オークションか…)」
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悪魔 - 咲夜さん、ありがとうございます。とても嬉しいです！更新できるだけ早く頑張りますね。番外編も入れていくのでリクエストがあれば是非！お願いします。 (2017年9月6日 22時) (
レス) id: 63d1d38b22 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - (逆ハーを期待したい)とても面白かったです！投稿頑張ってください！ (2017年8月7日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 私は、シエル落ちがいいです。 (2017年8月4日 18時) (レス) id: 56f61b5024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪魔 | 作成日時：2017年7月12日 23時
