二十七話 ページ30
セ「主人の無礼をお許しください」
シ「優季かせ」
貴「坊っちゃん…」
エ「そんな、そんな大事な指輪…あたし………シエル！あたし…。」
ビュッ
指輪を外に投げ捨てた
エ「シエル！なんてことを…」
シ「かまわん、あんな物ただの古い指輪だ」
シ「あんな物が無くとも、ファントムハイヴ家当主はこの僕だ！！」
セ「ふっ」
シ「いつまで泣いている」
エ「だっで…」
シ「酷い顔だ、レディが聞いて呆れるな」
シ「そんな顔の女をダンスに誘いたくはないんだが？」
エ「シエル…」
セ「〜♪」←バイオリンです
メ「素敵ですだ」
フ「セバスチャンさんって楽器も弾けちゃうんだ」
グ「わっ私も…」
グ「〜♪」←歌です
バ「！なんだよいい声じゃねえか」
シ「嫌なことを忘れ、踊り明かすのが夜会の礼儀だろう、レディ。」
エ「はい！」
〜♪〜♪〜♪
楽しい音楽が流れる中優季はそっと抜け出した
貴「さて、坊ちゃんが投げた指輪はどこにいったかな？」
貴「それにしても結構深くいったみたいで血が止まらん。」
〜三十分後〜
貴「あった！ていうか見つけるのにこんな苦労するとは。セバスチャンに持って行こう。」
ーーーー
貴「あっいたいた、セバスチャン」
セ「優季さんどうしましたか？」
貴「これ指輪…探して来たんですけど」
セ「！ありがとうございます。あと、怪我大丈夫ですか？」
貴「あっ大丈夫ですよ」
セ「見せてください」
貴「っ！いた〜…」
セ「ああやっぱり…結構深くいってるじゃないですか…手当てしますから。」
貴「すみません」
セ「いえ」
〜三分後〜
セ「はい、終わりましたよ」
貴「ありがとうございました」
貴「あっさっきのバイオリン凄かったです。本当になんでも出来ちゃうんですね。」
セ「そんな事はありませんよ。それよりその服装とてもお似合いですね。」
貴「えっありがとうございます？」
セ「なぜ？なんですか」
貴「あっすみません」
セ「いいんですよ……嗚呼本当に可愛らしい」
セ「全て私のものにしてしまいたいくらいに」
貴「はい？」
セ「今日の貴方にはとてもそそられました」
貴「えっ？なに…」
触れるだけのキスをした
貴「！？(いまなにが！？)」
セ「心配させた罰です、今日は早めに休んでくださいね」
貴「はい……(本当にいまなにが！？)」
セ「？？(これはなんだ…)」
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悪魔 - 咲夜さん、ありがとうございます。とても嬉しいです！更新できるだけ早く頑張りますね。番外編も入れていくのでリクエストがあれば是非！お願いします。 (2017年9月6日 22時) (
レス) id: 63d1d38b22 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - (逆ハーを期待したい)とても面白かったです！投稿頑張ってください！ (2017年8月7日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 私は、シエル落ちがいいです。 (2017年8月4日 18時) (レス) id: 56f61b5024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪魔 | 作成日時：2017年7月12日 23時
