二十二話 ページ25
シ「フィニの馬鹿力にも困ったものだな…ステッキなんてうっかり折れるものか？おかげで新調するはめになった。」
セ「そうですね、背が伸びたわけでもないのにお手間を取らせました。」
シ「(怒」
セ「今日は厄介な使用人が一人増えましたからね。早めに帰ると致しましょう。」
ーーーー
お屋敷では
グ「ファントム社、三年弱で急成長を遂げた玩具・製菓メーカー。会社の偉大さをあらわす素晴らしいお屋敷ですね。ああ、なんとも重厚な造りで…」
バ「建ってせいぜい二年くらいのもんだぜ」
グ「えっ…でも随分と風格が…」
田「それもそのはずで御座います」
グ「うわあああ！」
フ「あ、リアル田中さんだ！」
メ「三ヶ月ぶりですだ」
田「このお屋敷は以前のものと寸分たがわず、それこそ柱の傷一つまで忠実に再現されているのです。」
グ「再現？」
田「ファントムハイヴのお屋敷は三年前、炎に包まれ全て焼け落ちたので御座います。」
グ「えっでは…失礼ですがシエル様のご両親はもしかして…」
田「はい、先代はその際に」
グ「そうだったのですか」
ポンっ
シューーー…
グ「あっ田中さん！」
バ「田中さんは普段、熱消費量が少ないからな。３分以上リアル田中になるとおねむになるんだ。」
グ「なっなるほど…」
メ「うわああああ！あっああああ…」
バ「どうした！？」
メイリンが指を指す方を見ると
グ「げっ！？」
庭の木が全て…
バ「なぜドクロ！？」
グ「まっまた、ご迷惑をお掛けしてしまった。死んで！死んでお詫びをーー！！」
バ「いちいち死なんでいい！」
グ「ですが、首でもつらないと面目が！」
きゃー誰かが脚立を by作者
案の定…
グ「うっぐ…」
バ/メ/フ「グレル/さーーーん！！！」
ーーーー
ガチャッ
セ「お疲れ様でした。すぐにお茶の用意を致しましょう。」
シ「なっ！？？」
セ「どうしまし、た！？」
シャラーーン
貴「(うわぁ、お屋敷が可愛くなってる)」
シ「僕の屋敷が……」
セ「これは一体何事です」
バ/メ/フ「セバスチャン/さーーーん！」
セ「一体何事です、というかその格好は何事です」
バ「あのクレイジーガールに聞いてくれ！」
シ「クレイジーガール？」
そーー…
部屋の中を覗くと
シ「なっなにをしている！」
グ「ご覧の通り死にかけております、です」
貴「(宙吊りだ)」
シ「下ろせ、セバスチャン」
セ「御意」
？「シエルーーーー！」
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悪魔 - 咲夜さん、ありがとうございます。とても嬉しいです！更新できるだけ早く頑張りますね。番外編も入れていくのでリクエストがあれば是非！お願いします。 (2017年9月6日 22時) (
レス) id: 63d1d38b22 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - (逆ハーを期待したい)とても面白かったです！投稿頑張ってください！ (2017年8月7日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 私は、シエル落ちがいいです。 (2017年8月4日 18時) (レス) id: 56f61b5024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪魔 | 作成日時：2017年7月12日 23時
