十九話 ページ21
セ「ファントムハイヴ家の執事たる者、この程度の事が出来なくてどうします。」
暫くして…
セ「やれやれ、少し手間取りましたね」
カチッ
セ「5時43分」
ーーーー
ア「…」カタカタ
コツン…コツン…
カツカツ…
ぴたっ
ア「！？」
ギイ…
セ「主人を迎えに参りました」
ア「はっ驚いたなどんな大男かと思えば、燕尾服のロメオとメイド服のジュリエットとは。」
ア「あんたら何者だ。ただの執事とメイドじゃねぇだろう。」
セ「いえ、私はあくまで執事ですよ…ただのね」
貴「私はもっと普通のメイドです」
ア「はっそうかい。とにかく俺はあんたらとやりあうつもりはねえよ。」
ア「ただな」
シ「うっ…」
ア「ブツは持ってきただろうな」
セ「ええ、こちらに…」
バンッ
シ「セバッ」
貴「(打たれた、血が出てる…痛そう…ていうかシエルもセバスチャンも傷つけないで欲しい…)」
意外に優しい by作者
ア「ふっはははっ、悪りぃなロメオ。このゲーム俺の勝ちだ！相手はゲームの達人ファントムハイヴだ、俺だって切り札くらい持ってたさ。」
ア「ちょっとばかりキズモノにしちまったが、伯爵。あんたならパーツでなくとも値段がつくだろう。」
ア「さて、次はジュリエットの方だ」
ア「こっちに来い。ちょっと遊んでから売ってやる」
貴「っ」
『言うことを聞いて入ればいいんだ』
ア「怖がらなくてもいい。どーせド変態に引き取られる頃には…」
シ「おい…いつまで遊んでいる、いつまで狸寝入りを決め込むつもりだ(優季どうしたんだ？)」
セ「やれやれ」
ア「そっそんな…バカな！」
セ「最近の銃は性能が上がったものですね。百年前とは大違いだ。ゴホッ」
セ「これ、お返ししますよ」
開いた手には打たれたはずの銃弾が握られていた
貴「はっ…大丈夫…？」
セ「これくらいで死にませんよ」
貴「(人間は死ぬ…)」
ア「なにしてる！殺せ！」
ドスッ
銃弾を投げ返した
ア部「ぐあっ」
セ「嗚呼、服が穴だらけになってしまった」
シ「遊んでいるからだ、バカめ」
セ「坊っちゃん、なかなかいい格好をされているじゃありませんか。」
ア「とっ止まれ！」
セ「芋虫のようでとても無様で素敵ですよ。小さく弱い貴方に良くお似合いだ。」
ア「それ以上近寄ったらぶち殺すぞ！」
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悪魔 - 咲夜さん、ありがとうございます。とても嬉しいです！更新できるだけ早く頑張りますね。番外編も入れていくのでリクエストがあれば是非！お願いします。 (2017年9月6日 22時) (
レス) id: 63d1d38b22 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - (逆ハーを期待したい)とても面白かったです！投稿頑張ってください！ (2017年8月7日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 私は、シエル落ちがいいです。 (2017年8月4日 18時) (レス) id: 56f61b5024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪魔 | 作成日時：2017年7月12日 23時
