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ピンポーン
『はい』
「マサイ俺ー」
『開いてるよー』
ガチャ
「おじゃましまーす!」
「元気だなンダホはw」
笑顔で迎えてくれるマサイ。
だけど長年一緒にいる俺にはわかる。
無理してるよね。
「ごめんね急に、パソコンが変でさ」
「どれ?」
壊れたパソコンをマサイに見せる。
マサイはすぐに修理にとりかかってくれる。
「「..........」」
マサイがパソコンをいじる音だけが部屋にする。
「シルクと仲直りした?」
「「..........」」
なんでこんな話を振ったんだろう。
質問してもマサイは答えなかった。
だから少しだけ意地悪をしてみた。
「俺にちょーだい」
「!」
「俺、シルクの事好きだったんだ。だから「やだ」......」
やっとこっちを向いたマサイは少し涙目だった。
だけど、その目には絶対に渡したくないという意志があった。
「っごめん」
「いや、俺もごめん...言い過ぎたよ」
「.....俺さ」
いくらチャンスだとはいえ、言い過ぎたことに反省をする。
うつむいているとマサイから話しかけてきた
「ンダホに嫉妬してた」
「えっ」
「ンダホはシルクと一番仲いいだろ?」
「そんなこと、みんなとも仲いいよ」
「うん、分かってる。でも一緒にいる時間は正直ンダホとシルクは長いだろ。おんなじ学校だったり色恋沙汰でもいろいろあったわけだし」
「......」
「動画だってよく二人で撮ったりしてたし、シルクはンダホに抱きつくの好きじゃん」
「マサイ...」
「俺、シルクに告白されたときめっちゃくちゃ嬉しかった。でも同時に俺でいいのかなって...それまでシルクはンダホが好きなのかなって思ってたから」
マサイがそんなことを思っていたなんて驚いた。
俺はずっとシルクを見ていたからすぐに、シルクがマサイを好きなことに気付いてたから
「付き合ったあともシルクがンダホと仲良くしてたりすると、すぐ不安になってた。バカだよなぁ〜俺w」
寂しそうに笑うマサイ。
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moi - キュンキュンしました!マサイ最高! (2018年12月18日 17時) (レス) id: 5572708f0d (このIDを非表示/違反報告)
ややか(プロフ) - ぽっち。さん» 了解です!わざわざありがとうございます!! (2018年7月29日 23時) (レス) id: dfda014ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっち。(プロフ) - ややかさん» まだパスワードついてましたか!?汗小説の続編を見るで飛べると思いますよ!やってみて下さい! (2018年7月29日 23時) (レス) id: 23b618d7ac (このIDを非表示/違反報告)
ややか(プロフ) - ぽっち。さん» お魚の世界の3です!、 (2018年7月29日 22時) (レス) id: dfda014ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっち。(プロフ) - ややかさん» すいません、何のですか? (2018年7月29日 21時) (レス) id: 23b618d7ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽっち。 | 作成日時:2018年5月1日 21時