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それからもテンション高いまま俺のオススメのお店へと二人ならんで向かう。
相変わらず重岡さんの歩き方はちょこちょこしとる。
性格上なんかはわからんけど、早歩きというか...効果音をつければちょこちょこ歩きやろうな。
高校の時に見つけた重岡さんの癖の一つ。
可愛いなぁ〜ってずっとおもっとった。
そうこうしてる間にお店の前に着いていた。
相変わらずなオシャレな門構えに隣の重岡さんは目をパチパチさせて苦笑い。
まぁ、俺も最初はこんな反応やったやろうな。
とりあえずそんな重岡さんをお店の中へと案内すれば、やはり想像してたんと違ったのか、先程までの緊張した雰囲気が和らぐのが伝わってきた。
良かった。
俺はお店をぐるりと見渡してある人を探した。
｢あ、あっくん！｣
そうちょうど前を通ったスタッフに声をかける。
呼ばれたその人はこちらを向く。
｢おー望！待ってたで♪｣
人懐っこい笑顔でこちらに手を振りながら近づいてくるのは、ここ【月詠人】のオーナーである桐山あきと。
おれの従兄弟だ。
あっくんに席へと案内され、重岡さんにメニューを渡す。
俺は何度か来たことあるから見ないでもだいたいいつも一緒だ。
メニューを見て悩む重岡さん。
どの角度から見ても可愛いなぁ...俺の目に狂いはなかったな。
高校生の時に一目惚れをした。
一学年下だった俺はあまり先輩と関わることもなく過ごしてて、関わると言えばサッカー部の先輩や、俺のことを可愛がってくれる女の先輩だけやった。
そんなときにたまたま神山先輩と文化祭の実行委員で仲良くなり、用事でクラスに行くと神山先輩と話す重岡さんがいた。
神山先輩に怒られてるのかその時の重岡さんは俯いてて横顔しか見えへんかった。
でもある日図書当番を代わりに任されてぼけーっと座ってたら
≪過去≫
ﾄﾞｻｯ
｢おわっ...ぇ...｣
｢......何してるん？借りたいんやけど...｣
｢あ！はいっ！｣
目の前に数冊の本(まぁまぁ分厚い)をドサドサといきなり置かれて、驚きで固まってたら頭上から声が降ってきて慌ててバーコードを読み取った。
借りるための紙を受け取ってふと名前をみれば、【重岡しげ子】と書いてあり、うん……なんかな。なんて心で呟いた、つもりやったんやけど
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ろきゅ(プロフ) - 苺さん» 苺さんのペースで構いません。はい、楽しみにしてます(^-^) (2019年6月7日 15時) (
レス) id: 86bfb345a9 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - ろきゅさん» そうなのですね…まとめて上げるのでゆっくり更新にはなりますが、これからも楽しんで見てもらえたらなと思います！ありがとうございます！！ (2019年6月7日 1時) (レス) id: f811494458 (このIDを非表示/違反報告)
ろきゅ(プロフ) - 訳あってR18フラグの作品が読めない環境なので…苺さんのR18ではない作品が久々に見れて嬉しいです。これからも応援してます!! (2019年6月5日 14時) (レス) id: 86bfb345a9 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 亜子さん» そんなことを言っていただけるなんて…ありがとうございます！なるほど…アドバイスありがとうございます。入れてみたいと思います。 (2019年6月3日 15時) (レス) id: f811494458 (このIDを非表示/違反報告)
亜子 - 素晴らしい桃赤です！もっと皆さんに読まれて欲しい作品なのに！と思ってるのですが、キーワードなどに「ジャニーズWEST」と登録して欲しいです。ジャニーズWESTで検索してる方が多いと思うので、もっと目にする人が増えると思います！ (2019年6月3日 15時) (レス) id: bc417d56af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺 | 作成日時：2019年3月19日 22時
